手抜きして、昔の会議をパクって日報に書いたら痛恨のミス!出席者がもう死んでいてコピペがバレバレ…上司の反応は【漫画の作者に聞く】

日報をコピペで済ませたらどうなるだろう

【4コマ漫画】日報_4

「身近なトラブルや、仕事中の失敗がネタになっていることが多い」というクラッシャー主婦さん。「病院に行くとき毎回おくすり手帳を家に忘れてしまうとか、買ってきたお土産の数が足りなかったとか、気を利かせたつもりの言葉が不興を買うとか…そんな日常の中の失敗談やモヤモヤした出来事を『今日はこんな失敗しちゃったよ』友達に話すような感覚でストーリー作りに着手します。それを起点に『そうはならんだろ?』というオチを考えて、強引につなぐのが私の話づくりの“手口”です」

「日報」のエピソードについても、実体験がもとになっているという。「会社勤めの人は大体そうだと思うのですが、定期的に業務の内容を報告する機会があります。ある時期、日々の業務に変化がない期間があり、コピペで報告を済ませてしまったことがありました。ふとそのことを思い出してあれって意味のある報告だったのだろうか…とか、嘘を書いたらどうなるんだろう?と思いを巡らせて描いた漫画です」

登場人物には“真剣な表情”をさせるというこだわりも。「話のくだらなさと絵の雰囲気の間にギャップを生みだす狙いがあります。例えば、厳かな式典や真面目な会合の最中に何かおもしろいことを思い出してしまい、普段よりおかしく感じることがありますよね。そのような効果を狙ったものです」

読み始めると引き込まれる、クラッシャー主婦さんの独特な4コマ漫画の世界を味わってほしい。

取材・文=折笠隆

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