40代独身会社員「マンションのリノベ沼」にはまる!金額は?業者の探し方は?ついに念願のオタク部屋完成!【作者に聞く】
生ハムさん(
@sabahamu
)は、40代後半、一人暮らしの会社員。中古マンションを購入し、リノベーションに挑戦した様子をコミカルに描いた漫画
「40代独身が中古マンションをリノベしたお話し」
は、多くの読者が「ワクワクした」と大好評!本作を描くようになった理由や裏話などについて、生ハムさんに話を聞いた。

オンオフの切り替えができる部屋の広さを求めて
マンション購入のきっかけは、2020年4月、コロナの影響でリモート業務になったことだ。当時、住んでいたマンションは1DKで、オンオフの切り替えが苦手な生ハムさんは、ワークスペースを分けるために広い部屋の必要性を感じたと言う。「ほかにも、仕事がリモートになったことで部屋の環境を充実させたいとか、ずっと家にいる中で何か新しいことに挑戦したいなど、複数のタイミングが時期的に重なったので」と、マンションの購入を決意!
生ハムさんは、これ以前もマンション購入を考えたことがあるが、新築物件の画一的な間取りなどが気に入らず購入に至らなかった。が、今回はデザインが気になる物件を見るうちに、中古マンションをリノベーションすることに!


マンションを購入したのは3年前だが、「(マンション購入とリノベーションは)自分なりに大きな取り組みだったので、描きたいなと思った」ことから、2024年2月からエッセイ漫画をスタートした。
物件を見る前に「いくつかのリノベーション会社に見積もりを依頼」したり、「予算は、月々の返済+管理費+修繕積立費が今の家賃以下で、新築の半分以下くらいの価格を想定」したり、「中古マンション購入費+リノベ代(購入費の残り+追加200万まで)の予算に入るものがなければ購入はやめ、無理はしない!」と決めたり…。初めてのマンション購入とは思えないほど、計画的に進めた生ハムさん。「ネットで経験者のブログや、リノベ会社のサイトを見まくりました。リノベ会社に関しては、自分が住みたいイメージに近いサンプルがある会社に予算を伝えて、そのうえで受けてくださる中から、担当者と話しやすそうなところにお願いしました」という。
そのほかにも「中古マンションに関しては『管理を買え』という内容がよく書かれていて、マンション組合が機能しているか、修繕積立金が貯まっているか、長期修繕計画表があるか、などを確認するようにしました。マンションの口コミサイトもチェックして、環境などを調べました」とか。とても有意義な生ハムさんの体験を漫画でわかりやすく読むことができるので、マンション購入を考える人には役に立つ情報が満載だ。
この漫画を読んで、実際に不動産を購入したという人や、リノベしたという読者からのメッセージはまだないとのこと。ただ、「『ボヤっと思っていた計画が、徐々に具体的になっていくことにワクワクします』と言ってくださった方が多いです」と、生ハムさんの体験そのままの臨場感を持って読めるのも魅力の一つ。
