飼い主をガン無視!?無表情でマイペースな「亀」に夢中!亀飼い4コマに「あるある」の声続出【作者に聞く】
何を考えているかわからない亀とのすれ違い生活が面白い
カメユさんが思う、カメ飼いだからこそわかるカメの魅力を聞いてみると、「正直、亀が何を考えているか私には全くわかりません(笑)。そもそも触れ合いを望まない生き物だと思うので、全然噛み合わなかったり、基本的にずっと無視されています」とのこと。

しかし、その噛み合わなさが面白いそうで、「4コマも基本的には飼い主と亀のすれ違いをテーマに描くことが多いです。何より本当に長生きなので、ゆっくりとしたペースで人生をともにいられることが魅力だと思います」


“亀はのろまな生き物”というイメージがあるが、「実は、亀はけっこう速いんです。そして、壁に少しでも足場があればスパイダーマンのように壁に張り付いて登ったりしますし、甲羅がつっかえるような隙間でも縦になって突き進むような生き物です。そうやって動き回るおかげで、よくひっくり返るのですが…」と、世間的なカメのイメージとギャップがあると話す。

「表情や声の表現があまりない分、動きでいつも飼い主を驚かせてくれますね。こういう意外な体験を、亀を飼ってない人に向けておもしろく発信できたらいいなと思っています」

カメ飼い4コマはすでに約60本!グッズやスタンプも準備中
「カメ飼い4コマ」シリーズのほかにも、エッセイ漫画や4コマ漫画、イラスト作品なども投稿するカメユさん。「とにかく投稿頻度を高く保てるように頑張っています。現在は週5前後を目指して、亀の写真や漫画・イラストの投稿をしています。SNSをメインに、新作の投稿や定期的にまとめも投稿しているので、XもしくはTikTokをフォローしていただけたら嬉しいです!」
「カメ飼い4コマ」に関してはすでに60本近く投稿されているので、ぜひチェックしてみてほしい。また、グッズやスタンプも準備中とのことなので、楽しみに待っておこう。


最後に、読者へのメッセージをお願いした。「亀の漫画という地味なコンテンツに、たくさんの反響をいただき本当にうれしい限りです。とにもかくにも、この漫画は亀の存在と、読んでくださっている読者さんありきのもの。ひとまず亀にはエビのおやつをあげ、読者さんにはより楽しんでもらえるような内容で、定期的な投稿を続けていくことで恩返しできればいいなと思っています」

取材・文=日高ケータ