【ネコ漫画】生後間もない子猫を育てる苦労と喜びを聞いてみた。「初めてのうんちに安心と感動で涙が…」
子猫を育てる苦労と、何にもかえがたい喜びとは
樹さんに、初めて子猫を育てるうえで気にかけたことを聞いてみた。
「気にかけたことは…全部です(笑)!というのも病院の先生から、『生後間もない子猫を育てるのはすごく難しい』と聞いていたので、何をするにも細心の注意を払って行動していました。ミルクも排泄のお手伝いも体温調整も、全てにおいて完璧じゃないといけないという気持ちで、子育てに向き合っていました」
一番苦労したのはどんな点だろう。
「無我夢中で子育てをしていたので、正直あまり大変だったという記憶はないです。でも強いて言えば、排泄のお手伝いだと思います。最初はインターネットで調べても動画を見ても上手くできなくて、慣れるまでが大変でした。うんちは保護してから数日間は出ず、病院の先生に相談するのはもちろん、心配でいろいろと調べまくったりしたので、初めて出してくれたときは安心と感動で涙が出ちゃいました…!」






苦労だけでなく、子猫を育てる際の喜びについても教えてくれた。
「猫は1歳になると大人(成猫)になるので、子猫として過ごす1年間は猫ちゃんにとっても飼い主さんにとっても、すごく貴重な時間です。ミルクを飲む姿やよちよち歩き、乳歯の生え変わりなど、子猫のときにしか見られないかわいい一面がたくさんあります。そんな時間を一緒に過ごせること、そして日々大きくたくましく成長していく姿や最高に愛らしい姿を一番近くで見守れることこそが、最大の喜びだと思います」





ほのぼのした日常だけでなく、一緒に暮らすうえで知っておきたいことや保護猫をめぐる悲しい現状なども描く漫画版「にゃんかつ」。学びのある漫画を今後も楽しみにしてほしい。
取材・文=石川知京