「妊娠したのは四つ子でした」不妊治療を経て念願の妊娠…胎児を減らす手術を勧められた当時の心境を赤裸々に語る【作者に聞く】







――なかなか子どもを授からず悩んでいたところ、卵胞の成長が途中で止まってしまう「多嚢胞性卵巣症候群」と診断されたそうですが、どのように治療されたのでしょうか?
私の場合、生理は毎月きているのに排卵がされていなかったため、注射と内服薬で十分に卵子を育て、排卵誘発剤の注射を打って強制的に排卵させるという治療を行いました。
不妊治療はしょっちゅう病院に足を運ばなければならないのですが、私はそれより投薬により情緒不安定になることがつらかったです。訳もわからず涙が出て悲観的になったりするので、夫のぷみおさんは妻のメンタルケアが大変だったと思います(笑)。





――「四つ子を妊娠している」と告げられた時、そして胎児の数を減らす手術を勧められた時の心境はいかがでしたか。
まさに晴天の霹靂でした。「四つ子」という衝撃的なワードにただただ驚きました。次にきたのは不安ですね。「え?私に四つ子を産むことができるの?」「育てられるの?」って。でもずっと待ち望んでいた赤ちゃんなので産みたい気持ちが大きかったです。しかしそのあと、産婦人科医から全員無事に産める保証はないと言われ、天国から地獄に落とされたような気持ちになりました…。
第2話に四つ子出産の具体的なリスクについて、そして私たち夫婦の葛藤を詳しく描いておりますので、続きも読んでいただけたら幸いです。
楽あり苦あり、波乱万丈な日々を綴った育児エッセイ「今日も三姉妹が舞う!〜七転び八起き育児日記〜」は隔週火曜日18時更新予定です。