がん手術後に声が出なかった理由が判明!応急処置では鮮血が飛び、周囲もビックリ【漫画の作者に聞く】
お医者さんが来て、応急処置をしてくれることになった。さっそく詰まった包帯を取り除くが…。思いがけず飛び散る鮮血にご主人もびっくり!不安で仕方がない。同室の患者も含め、病室から退出を求められる。




入室の許可が出た。意外に落ち着いたやよい かめさんの姿を見て、ご主人もホッとしたのだった。
自分で感じていたのと、外から見るのでは全く違っていた
このエピソードを描いたきっかけは、ご主人との認識の食い違いに興味を持ったためだった。「退院したあとしばらくしてがんの漫画を描き始め、応急処置のときのことを夫と話していたら、なんだか話が食い違っていて、『え?そんなに大変な感じやったっけ?』とびっくり。それで、夫から詳しく話を聞き直しました。本人としては、そのときは恐怖よりも『苦しくなくなったので一安心』と言う気持ちの方が大きかったです」
「そんなに出血してたんだ」というのは、改めて聞いて驚いたとのこと。「処置に結構時間がかかっていたことも意外でした。麻酔の影響がまだあったせいかもしれませんが、本人としてはあっという間の処置だと感じていたので」。当事者より見ている方が心配になるのは珍しいことではないが、トラブルはひとまず落ち着いたようだ。
※本作で紹介している症状は、個人の体験談でありすべての人に当てはまるものではありません。症状で悩んでいる場合は医師・看護師等の専門家に相談してください。また、センシティブな内容を含むため、閲覧にはご注意ください。
※この漫画シリーズを集約・加筆した
「続 鼻腔ガンになった話 未来への道」
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