【漫画】「うちの夫医者じゃん?」マウントしてくる先輩の“独身は自由でいいよね”は嫌味かな?『ワケあって結婚したくありません』【著者に聞く】





――大学からの友人のアユカ。恋愛が生活の中心になりがちっぽい雰囲気を感じます。主人公のゆりとの仲は良いようですが、どんな友だちですか?
なかきはらさん:ゆりとアユカは一見、考え方が真逆に見える友達です。派手でギャルっぽいアユカと地味で真面目なゆり。でもお喋りのテンションが合ったり、根底で寂しい気持ちがあったり、どこか似たもの同士。そんな友達です。
――なるほど、根底が似ている二人なんですね。現実の日常の中にもこういう、「友達だけど恋愛ネタに対するテンションの違い」みたいなものを感じることって、いろんな人が身に覚えがあることかと思います。そのあたりはいかがでしょうか。
なかきはらさん:恋愛ネタのテンションの違いってありますよね。でも、共感しなくても大丈夫な仲を親友と呼ぶのではないかなと、思います。
――マッチングアプリをすすめられたゆり。本人はあまり気が進まないようですが、ゆりはどんなイメージを持っているのでしょうか。
なかきはらさん:ゆりにとってマッチングアプリは、“最終的に結婚したい人のツール”というイメージがあるようです。また、映画好きの彼女はもう少しロマンチックな出会いの方がいいなと思っている節があると思います。
部長のおせっかいすぎる、若干セクハラめいた気遣いや先輩からの結婚マウント。ゆりは息の詰まる場所から離れ、趣味の映画館通いの最中に“ちょっと変わった青年”を見かけた。そんな彼を偶然マッチングアプリで見かけたら、どうするのか。ゆりは彼に興味を持っているようだ。今後の展開からも目が離せない。
取材協力:なかきはらあきこ(@nakakihara_hibi)
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。