【漫画】「独身男性の価値って年収なの?」勢いで登録したマッチングアプリ。最初は出会いに浮かれていたけれど…【著者に聞く】






――ゲス先輩が年収盛り&大企業匂わせ作戦をしているのに若干引きつつ、反発する形でマッチングアプリに登録したはる君。お酒の勢いもあったようですが、普段の彼のキャラクターとは違う行動なのかも、と思いました。はる君はどんな人でしょうか?
なかきはらさん:はる君は基本的にピュアで真面目なタイプです。表向きは映画のようなロマンティックな恋愛がしたいと思っているのですが、実はモテてたことがないので恋愛には臆病でどこか自信がない。でも、ゲス先輩の遊びっぷりを目の当たりにして、ちょっと自分でも試してみたくなっちゃったんだと思います。しかもお酒が入ってたし(笑)。
――マッチングアプリでの「人生初モテ」に浮かれていたはる君ですが、実際に会っていく中で、「自分がスペックでしか見られていないのかも」を感じて目が覚めるというか、作戦を変えます。このあたりはどうでしょうか。
なかきはらさん:はる君、ほんと最初は浮かれてるんです。「モテるって…こんなに楽しいんだ…!」みたいな。でも実際に会って話してみたら、会話は楽しいんだけど、どこか「試されてる感」というか「スペック聞き出されている感」を感じてしまいます。
マッチングアプリって、今はもう恋愛の入口としてめちゃくちゃ一般的ですし、スペックを比べて恋愛することができるツールだと思うのでそういうものだと思うんです。でも「ロマンティックに恋したい〜♫」と思ってるはるくんはどうしても、そこが気になっちゃう(笑)。
なのでちょっとずつ自分のスタンスを変えていく。その切り替えができるところも彼のよさかなと思っています。
先輩の「大企業勤務におわせ作戦」で最初は女性からの反応をたくさんもらい、浮かれていたはる君。しかし、何人かの女性とデートを重ねるうちに、「スペックで比較される」「試される」ことに違和感を覚えて“作戦”を変えたのだった。そうして、のちのち恋人になるゆりと出会うことになるのだが…。はる君とゆりはどういう道を歩むのか。今後の展開も見逃せない。
取材協力:なかきはらあきこ(@nakakihara_hibi)
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