【漫画】夫の不倫相手のSNSを見てしまう。傷つくのにやめられない…そして衝撃的な事実が発覚【著者に聞く】





――わかなの母から、「どの男性だってわかな(自分の娘)を選ぶ」「自分の常日頃の行いを悔い改めなさい」と言われたあおい。「あなたがそれを言うの!?」というかなり失礼かつ侮辱的な言葉です。一見荒唐無稽にも思えますがしかし、あおいはダメージをくらっているようです。「夫に不倫された妻」という立場で、心が傷ついているから、というのも関係しているのでしょうか。
ますまゆさん:そうですね。以前のあおいならノーダメージだったと思います。しかし夫の会社の掲示板で日常的に自分の悪口を目にしていたので(元はわかな発信なのですが)、心の底で「もしかしたら自分の欠点が招いていることなのかも」という猜疑心も生まれており、図星を突かれたようで泣きたい気持ちになったのかと思います。
――夫の不倫相手のSNSチェックをしているあおい。「(証拠保全も含め)動向の確認をしなければ…」というのもありつつも、この、“自分の心身に負担がくるとわかっていながらもつい見てしまう気持ち”もわかる気がします。サレ妻であるあおいはどんな心境なのでしょうか。
ますまゆさん:本来の目的では「監視するため」「不貞があった場合は証拠を残すため」なのですが、今日は何事もなかったと安心したい思いや、夫とどんな関わりを持っているのか見たくないけど気になってしまう思いや、投稿内容を叩いてやりたい思いなど、複雑な気持ちがないまぜになっている状況だと思います。
――そして、掲示板で知った、賢二がわかなを侮辱する言動。これはショックですね。また、自身が不倫しておきながらどの口が……というのはもちろん、夫の賢二が妻(自分)を下げる発言が会社で知られているというのも屈辱感がありますよね。
ますまゆさん:そうですね。これは妻であるあおいにとって、最大の屈辱であり絶望です。「私も愛されてはいる」という一縷の望みが打ち砕かれてしまった瞬間だと思います。
不倫相手の母から「あなたみたいな女性は男性から選ばれない」と理不尽な侮辱を受け、夫の裏切りで自信を失っていた妻にはさらなるダメージとなってしまった。不躾な言動に怒ったことで逆に責められ、さらに夫が自分を下げる発言をしていることを知り、どん底になったあおい。このままやられっぱなしで終わってしまうのだろうか。今後の展開からも目が離せない。
取材協力:ますまゆ(@masumayu_)
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