“なんでも治る水”を、「健康はプライスレス!」と購入しようとする母。後日言われた衝撃的な一言とは?【作者に聞く】
悪意を持った人間を、見抜く力のない母。ニコニコ話す人は、皆いい人!?
家に入るなりお母さんに、「なんでも治る水」の説明を始めた友人。怪しすぎる話だがお母さんは、「健康はプライスレスよ!」と購入を即決する。かなりインパクトのあるこのエピソードを初めて聞いた時の率直な感想を、漫画の原作を担当している長男のそうちさんが教えてくれた。
「ドン引きしました(笑)。でも、おばあちゃんなら普通にやりかねないので、ビックリはしなかったです。いい漫画のネタ提供を、ありがとうございますって感じです(笑)」



怪しいだけでなく、「誰かにこれを売るとお金がもらえる」と説明する友人。マルチとカルトでまさに怪しさのキメラと化しているこの水だが、お母さんは「買う!」と言ってきかない。なんでもすぐに信じてしまう性格なのか、忍者ママさんに聞いてみた。
「母はなんでも信じるというより、基本的に悪意を持った人を見抜く力がありません。そのためニコニコ話しかけてくる人は、皆『いい人』と信じています」
忍者ママさん含め3人の娘が必死になって止めた結果、なんとか水の購入を阻止することに成功。だけど後日、お母さんから「お前たちのせいで健康なお金持ちになり損ねた!絶対に許さん!」と言われたそう。この時の率直な気持ちを聞いてみた。
「あまりなんとも思いません。そういう人なので(笑)。母は思ったことをすぐに口にします。なので、平気で人を傷つける発言をします。ただ、翌日には反省したり、忘れたりとかで、ダラダラ長続きはしません。三姉妹は、母の発言をだいたい聞き流しています(笑)」





いい母親ではないと感じつつも、嫌いにはなれない。お母さんとの関係を赤裸々に描く忍者ママさんの漫画を、今後も楽しみにしてほしい。
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。