「馬ってこんなに賢いの!?」サボりたがる姿も愛おしい。初めての乗馬体験で知ったのは「生き物と心を通わせるあたたかさ」【作者に聞く】
何をやっても長続きせず、だらだらしているうちに休日が終わる……。そんな私の灰色の毎日を変えたのは、「乗馬」でした!
SNSで馬の漫画やイラストを発信している小村ことみ(
@komurakot
)さんが、書籍『馬に乗らずにいられない!続かない私、乗馬が趣味になりました』を発売する。
本作は、もともと無趣味だったという小村さんが、動物と心を通わせながらおこなうスポーツである「乗馬」に魅了されていく様子を描いた実録コミックエッセイ。乗馬へのよくある疑問を解決してくれるコラムも充実しており、「馬の特徴をとらえたイラストに癒やされる」とSNSを中心に人気を博している。
ウォーカープラスでは、2025年8月25日(月)発売の
書籍
の一部を抜粋・編集し、著者コメントと合わせてお届けする。
今回は、クラブに入会するきっかけとなった「乗馬体験」の思い出について。





乗馬体験はどこでできる?
乗馬体験をできる施設には、大きく分けて「乗馬クラブ」と「観光牧場、レジャー施設」がある。小村さんによると、「習い事として乗馬を始めてみたい!という気持ちがすでにあるなら、乗馬クラブで体験してみるのがおすすめ」とのこと。乗ること自体を体験できるのはもちろん、実際のレッスンや施設を見学できる場合もあるそうだ。
まずはもっと気楽に体験してみたい!という場合は、観光牧場やレジャー施設という選択肢がある。ただ、「牧場」と名の付くところならどこでも体験や見学ができるわけではないので、体験可能かどうかは事前に調べておく必要がある。






乗馬体験に行く前に知っておいてほしいこと
乗馬体験に参加する際の持ち物について小村さんに聞いてみると、「施設側から指示がある場合もありますが、特別なものは基本的に必要ない」とのこと。「個人的に必須だと思うのは、夏場の着替えです!思った以上に汗をかいたり、においがついたりするので…(笑)」
乗馬体験に行くうえで、事前に知っておいてほしいことが2つあるそう。1つ目は、馬はとても臆病な動物だということ。体験乗馬を担当する馬は落ち着いた性格の馬が多いが、大きな音や人の動きに驚いてしまうこともある。特に最初のうちは「気にしすぎかな?」というくらいの感覚で接するのが安心とのことだ。
2つ目は、スタッフや指導員の指示を守ること。施設や馬によって、適切な行動のとり方が違う場合もある。「小村の漫画ではこうやってたから正解!ではなく(笑)、現場の方の指示や判断を最優先でお願いします!」と小村さんは伝える。