弱視の娘が苦手だったアイパッチを、自ら進んで付けるように!成長を感じる母/メガネっ子ゆずぴーの日常#9【作者に聞く】
自分からアイパッチを付けると言い出したゆずぴー!このまま習慣づけできるのか?
アイパッチ訓練を始めたところ、ストレスで夜泣きがひどくなってしまったゆずぴー。母親・チャチャモさんの判断で幼稚園とアイパッチ訓練をお休みすると、なんと自分からアイパッチを付けると言い出す。この時の驚きを振り返ると?
「1日お休みしただけで自分からやると言い出した時は、本当にびっくりしました!『頑張って疲れたら、ママはちゃんとお休みをくれる』って安心したのかもしれません。当時はまだ2歳だったので、やりなさいと言われるだけだと嫌になるのも当然ですよね。ちゃんと理由を分かっていたのもありますが、自分からやる気を見せてくれた瞬間は、とても嬉しくて胸がじーんとしました」
作中では、「アイパッチ訓練の効果が出やすい行動」についても触れられている。この点について、担当医からはどのような説明があったのだろうか?
「先生からは『アイパッチ中はできるだけテレビを見ないほうがいい』と言われました。テレビは長い時間じっと一点を見てしまうからだそうです。その代わりに、お絵描きやブロック遊び、公園でどんぐりを拾ったりなど、手先を使う遊びが効果的みたいです。あとは、日光をしっかり浴びることも大切と言われました!」
アイパッチ訓練の効果が出るような行動をしてもらうために、真っすぐ家に帰るよりは公園に寄る…などチャチャモさん自身も考えながらうまく誘導している姿が描かれている。アイパッチを付けるようになって、生活習慣にも変化があったのだろうか?
「生活習慣は結構変わりました!アイパッチをするようになってから毎日のように公園へ行くようになり、お家では工作やお絵描きの時間が増えました。工作のためにダンボールを集めているので家の中は散らかり気味ですが(笑)、ゆずぴーが楽しそうにしているなら、それでいいかなと思っています」
メガネに続く難関ポイントとなったアイパッチも、なんとか乗り越えられた今回のエピソード。チャチャモ家が「弱視」と向き合っていく様子をハートフルに描くチャチャモ シトロンさんの漫画を、今後もお楽しみに!








