札幌発祥! 「ちくわパン」の元祖はココで食べよう
北海道ウォーカー
名前を聞いただけではその味が連想できない食べ物ってありますよね。私は「ちくわパン」がそうでした。近年全国的なブームになり、一般的なメニューとして大手パン会社各社も販売するようになったちくわパンですが、これ、札幌発祥って知ってました?

ちくわパン……。この不思議なネーミングのパンを最初に作ったのは、札幌の白石区南郷にある「どんぐり」というお店です。創業1989年、市内に7店舗を構える札幌でも屈指の人気パン屋さんです。創業当時から地元のお客さんのリクエストをもとにいろいろな惣菜系パンを開発していたのですが、その中の「お弁当のおかずみたいな調理パン」というリクエストから生まれたのがちくわパンなんですね。
この元祖「ちくわパン」は、今では札幌の街なかでも焼き立てが食べられるようになりました。それが「どんぐり大通店」です。さっそく行ってみましょう。

さっぽろテレビ塔の南隣、ファッションビル「ル・トロワ」の1F。ドアを開けるともうビルの1Fはパンが焼ける香ばしい香りでいっぱいです。行くならオープンの10時がおすすめ。ほぼすべてのパンが焼き立てです。焼き立てのちくわパンはアツアツで、ツナとマヨネーズの香りが鼻腔をくすぐります。やけどしそうなパンをほおばると、中からちくわに詰まったツナサラダがあふれてきます。うーん、なんだか懐かしいような新しいような不思議な美味。

店内には買ったパンとセルフのコーヒーなどを大通を眺めながら楽しめるイートインスペースもあります。夜になれば「ちくわパンとともに眺めるテレビ塔ライトアップ」という札幌ならではのミスマッチなひと時も楽しめそうですよ。
どんぐり大通店 ■住所:札幌市中央区大通西1-13 ル・トロワ1F ■電話:011・210・5252 ■時間:10:00〜21:00 ■休み:ル・トロワに準ずる ■席数:36席 禁煙
【北海道Walker編集部】
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