【大分へ行こう!】大分の小京都“日田・豆田町”をレトロ散歩!
九州ウォーカー
大分県の西部に位置する日田市豆田町は、かつて城下町として栄えた地。今もなお古い町並みが残る人気の観光スポットだ。酒蔵や雑貨店が点在する小さな町を、時間を忘れて散策しよう。

薫長酒造(くんちょうしゅぞう)

江戸時代に建てられた蔵が当時の姿で残る酒蔵。蔵元ショップのほか、酒造りの歴史や工程を見学できる資料館やカフェ&利き酒バーを併設する。

天領日田の水で仕込まれた、にごり酒、日本酒、本格焼酎がずらりと並び、どれも手土産に最適だ。


店舗内には、おしゃれなカウンターがあり、その場で試飲できるのもうれしい。季節限定酒やおすすめの品を味わおう。利き酒バー(有料)もあるので好みのひと品を見つけて。
[薫長酒造(くんちょうしゅぞう)] 大分県日田市豆田町6-31 / 0973-22-3121 / 9:00~16:30 / 無休
寳屋本店(たからやほんてん)

1930年創業の食事処。画家の牧野伊三夫(いさお)氏がデザインし、寳屋の店主ら日田在住の有志が料理を開発した「きこりめし弁当」を購入できる。

きこりめし弁当(880円)は、丸太を模した揚げゴボウなど遊び心満載だ。食材の9割が日田産で、鶏肉やシイタケの煮物、漬物など素朴なおかずに思わず顔がほころぶ。

揚げゴボウはのこぎりで切ることができ、なんともユニーク。収益の一部は農林保全活動に寄付されている。
[寳屋本店(たからやほんてん)] 大分県日田市元町13-1 / 0973-24-4366 / 11:00~21:00(LO) / 無休
日本丸館(にほんがんかん)

昭和生まれの万能薬「日本丸」の製造をしていた岩尾薬舗。その江戸末期から昭和初期にかけて増築改築された邸宅や醸造薬などを見学できる。

館内には、古い薬の箱やポスターが並び、レトロ好きにはたまらない。春は「天領日田おひなまつり」の一環でひな人形を展示する。

明治初期の天井が残る入り口を入ると、現在も薬局として営業するフロアへ。漢方などを販売する。
[日本丸館(にほんがんかん)] 大分県日田市豆田町4-15 / 0973-23-6101 / 10:00~16:00 / 不定休
日田まぶし 千屋

かば焼きにした国産ウナギをご飯に混ぜ合わせた「日田まぶし」が看板の食事処。外はパリッと、中はフワッとした香ばしいウナギを堪能できる。

日田まぶし(並・3000円)は、吸い物と漬け物が付く。まずはそのままウナギとご飯を一緒に食し、次に柚子胡椒や大根おろしなど4種の薬味をのせて楽しみ、最後はダシを注ぎ、茶漬けにしてさらっと食べる。1度に3通り変化する味わいを楽しもう!4種の薬味はネギ×ワサビ、大根おろし×柚子胡椒の組み合わせがおすすめ。ぜひ、チャレンジしてみよう!
[日田まぶし 千屋] 大分県日田市豆田町4-14 / 0973-22-3130 / 11:00~18:00(LO17:00)、土曜・日曜・祝日~20:00(LO19:00) / 不定休
【九州ウォーカー編集部】
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