札幌から世界を目指すラーメンを!「Japanese Ramen Noodle Lab Q」

北海道ウォーカー

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新得地鶏からとった清湯スープで人気を博し、札幌の淡麗系のパイオニアでもある札幌市中央区の人気店「Japanese Ramen Noodle Lab Q」。今年3周年を迎え、「Q」から屋号も変え、スープや麺も自家製麺へと、大幅なリニューアルを遂げ、より一層パワーアップした一杯を取材してきました。

醤油のうまさを存分に感じられる「清湯醤油」(850円)


まず最初にいただいたのは、トップメニューの「清湯醤油」(850円)。新得地鶏、天草大王など全国より厳選した4種の地鶏を使用したスープに、店主の平岡さんが自ら足を運んで選んだ、兵庫県の2蔵、埼玉県の1蔵より直送している生揚醤油8種類をぜいたくにブレンドした醤油ダレを合わせた極上の一杯。醤油の香り、鶏湯の深いコク、美しい盛り付け、透明度の高いクリアなスープ…「ん~♡たまりません!」ため息さえ出ちゃう完成された一杯です(*^^*)

「ぬちまーす」や「粟国の塩」など4種類の塩を使用した「白湯塩」(900円)


続いていただいたのは、クリーミーな「白湯塩」(900円)。リニューアル後は、地鶏のガラを増やし、さらには新得地鶏と天草大王のモミジを加えたことで、濃厚さがアップ! 口当たりのまろやかな一杯に仕上がりました。また、あえて小麦がスープに溶けるように計算されているとのことで、小麦の甘みがお口の中にふわっと広がります。

毎朝打つ自家製麺はスープにより打ち分けています


「一から十まで自分で作りたい」そして「小麦本来の香りと甘みを知ってほしい」という思いから、今年1月から念願の自家製麺に。道産小麦の1等粉を使用し、平岡さんが毎朝製麺する打ちたての麺は、小麦の香りや甘みが存分に感じられ、卓越したしなやかさが特長です。それぞれのスープごとに打ち分けていて、季節や温度、湿度により配合を変えるという徹底したこだわりは見事です。麺を作るようになり、自家製麺の先輩方の偉大さを実感したといいます。

店主の平岡寛視さん


「ラーメンは人生を変えてくれた素晴らしい食べ物。手間を惜しまず毎日ていねいに作っていきたいです」と語る店主の平岡寛視さん。そんな平岡さんは、なんと! プロスノーボーダーとしての顔ももっています。冬はスノーボード、夏はラーメン店で勤務する生活を続ける中で、素晴らしい先輩方に出会い、ラーメンに魅了されたといいます。そして、スノーボードでアメリカを訪れた際、「いつかアメリカでラーメン店を開きたい」と思ったのが独立のきっかけで、今年、冠をつけた店名には「日本の美味しいラーメンがきちんとした形で世界に伝わるよう」という気持ちも込められています。

「当たり前のことを当たり前に。手間ひまかけるのが僕らの仕事だと思っています。美味しいものを作るために、どれだけ自分が勉強できるか。毎朝の製麺も含めて今はそれが楽しいです」と笑顔で話してくださいました。その熱い想いがラーメンの美味しさに繋がっている気がしました(*^^*)

モダンかつスタイリッシュな店内は女性の一人客も多い


「今まで出会った先輩方や生産者さんのお陰で今があると思っています」と平岡さん。打ちたての麺と厳選された地鶏、そして日本伝統の調味料でもある醤油のマリアージュが楽しめる珠玉の一杯をぜひ一度食べてみてください(*^^*)

時計台からすぐに位置します。大通駅や札幌駅からもほど近い場所です


Japanese Ramen Noodle Lab Q ■住所:札幌市中央区北1西2-1-3 りんどうビルB1F ■電話:011・212・1499 ■時間:11:00~15:00(LO14:50)、17:00~19:30(LO19:15)※月~水は17:00~19:30(LO19:15)も営業 ■休み:日曜 ■席数:22席(禁煙)

【北海道ウォーカー編集部】

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