【NMB48 衣装図鑑】チームN、M、BⅡの新衣装を徹底解説!原かれんにとって「衣装」とは?【最終回】
東京ウォーカー(全国版)
大阪・なんばを拠点に活動する「NMB48」。かわいいだけでなくお笑いもこなす親しみやすいアイドルグループとして、メンバーたちはモデル、グラビアアイドル、作家など、あらゆるジャンルの前線で活躍している。
そんなメンバーの個性を彩ってきたのが、オリジナルの衣装たち。この記事では、その多種多様な形や色、制作の裏話をご紹介!NMB48の衣装デザインからスタイリングまでを担当する松永麻里さんにたっぷりとこだわりを語ってもらう。
月替わりで登場する案内人は、TikTokで「NMB48衣装図鑑」と称して衣装の細部や着脱方法を紹介し、2024年1月には衣装展の開催もかなえたれいこちゃん(前田令子)と、将来は“自分のブランドを持つ”という夢を抱き、アパレルブランドとのコラボやメンバーの衣装作りも経験したことがあるかれんたん(原かれん)の2人。一体どんな制作エピソードが飛び出すのか?
2023年2月から続いたこの連載も、今回が最終回。2023年秋からメンバーチェンジが行われたチーム公演に合わせて作られた、各チームの衣装をご紹介。かれんたんがビシッと締めくくる様子も必見だ。
チームの個性を活かした異なるデザインのなかに、NMB48らしい共通点も
まずは松永さんによる衣装解説!NMB48として共通点を持ちながらも、それぞれのチームのイメージやコンセプトを意識した衣装となっている。まずは、チームNの衣装について松永さんに聞いた。
「チームNは、2025年に開催される大阪・関西万博をイメージして、赤と青をメインカラーにした派手な衣装にしました。この連載を通してみんなが口を揃えて希望していたヒョウ柄の生地を使っているんですが、これは各チーム共通の柄で、Nはチームカラーの黄色に。柄の中には“NMB”の文字や、メンバーが希望した
『大阪レインボー』
を意識したたこ焼きや通天閣など、大阪らしいモチーフを散りばめました。
トップスは、メッシュ部分がピンクとパープルの2種類、ボトムスは、チュールがブルーとパープルの2種類。こじりん(小嶋花梨)が着ている衣装はタイトスカートのタイプでクールなイメージ、ちっひー(川上千尋)が着ている衣装はパフスリーブにひらひらしたスカートでキュートな雰囲気に。アクセサリーにもヒョウのモチーフ。赤と青をポイントに、“NMBらしい華やかさ”をブラッシュアップさせた衣装を目指しました」
続いて、チームMの衣装について解説。チームNとは全く異なる印象を与える衣装だ。
「チームMは、異性だけでなく同性の女の子たちにも支持されるような、女性らしさとガーリーさ、少しゴシックテイストを意識した衣装です。全体的にピンク色でレース、フリル、リボン、編み上げなど、女の子が『かわいい!』とテンションが上がるものをたくさん詰め込んで、締め色として黒革で装飾を。各チーム共通のヒョウ柄はチームカラーのピンク色。スカートの裏地には上品なバラ柄の生地を使って、細かいところまでこだわりました。着用時は、スカートがふわっと膨らむようにパニエを着用。あと、薄手のニーハイソックス!かわいいのですが、ダンスが激しいから破れやすいし、早替えも大変なんです。制作途中でいろいろ試したのですが、『膝下や透け感があまりないニーハイタイツだとかわいさが半減しちゃう』という話になって、あまり耐久性がないとわかっていたのですが、メンバーも大切に扱います!と言ってくれて、最終ニーハイソックスを選びました。首元のチョーカーには、チームMを象徴した“M”のチャームが付いています。
あと、ハーネスには大きめのパールを付けたんですけど、これもちょっと難航しました。というのが、髪が長いメンバーだと踊っているうちに絡まっちゃうみたいで…。パール一つひとつにゴムを巻き付けて隙間を埋めて対策しました。
チームMは、袖の形やディテールを少しずつ変えた3型を作っています。かれんたんの衣装は、彼女の手足の長さを活かして袖が長め。肘上部分がゴムになっているので、パフスリーブでかわいらしさもプラス。わかニャン(隅野和奏)の衣装は肩の部分に黒のレースをあしらって、ちょっと小悪魔的なイメージです。れいこちゃん(前田令子)の衣装はオフショルダーでセクシーな感じなんですけど、レースのカフスでお上品なイメージ。アクセサリーもピンクとパールをメインに、ビジューやベロア生地なども使ってお嬢様感を出しています」
最後に、チームBⅡの衣装について。
「チームBⅡは若手のメンバーも多いですし、フレッシュなアイドルど真ん中を目指した衣装になっています。全体的に青や水色を使い、ヒョウ柄もチームカラーのブルー。フレッシュ感を出すためにドット柄を使っているんですが、これ、実はカルピスウォーターやポカリスウェットをイメージしているんです(笑)。これは、キャプテンのゆいな(出口結菜)からのリクエストです。また、フレッシュさだけではなく、ちゃんとアイドルらしさも組み込みたくて、フリルを使ったり、裾のチュール部分に小さなリボンを散りばめたりしています。若手が多いチームだからこそ、身長が伸びたりしても大丈夫なように、成長にも対応できるような仕様にしています。
袖の形は少しずつ変えていて、スカートorショートパンツなど、メンバーにヒアリングしてバランスを見ながらメンバーと相談して決めていきました。まこち(坂下真心)は肩を出すデザインにショートパンツなんですが、後ろから見たらスカートに見えてガーリーな印象。アイドルの衣装は、360度どこから見てもかわいくて楽しめるのが鉄則ですね。けいと(塩月希依音)は前まではパンツタイプが多かったのですが、今回は『スカートタイプがいい』と話していて、『お姉さんになったなぁ…』と思いましたね(笑)。さかたん(坂田心咲)の衣装は、パフスリーブにスカートタイプでアイドルらしさ満点のものになっています」
N、M、BⅡ。それぞれメンバーの希望がかなった衣装
ここからは、かれんたんと松永さんの対談タイム。トルソーに着せられた衣装を見て、「あ、私のお衣装!」と駆け寄るかれんたん。パッと見て自分の衣装だとわかるところに、衣装への愛着を感じる。
原「ほかのチームのお衣装をこんなにじっくり見るのは初めてです!」
松永「そうだよね!私自身も、あらためて今回は貴重な体験をさせてもらったと思っています」
原「そうなんですか?」
松永「新チーム公演が始まるタイミングで、チームごとで衣装を作るっていうのはこれまでなかったので。だから、各チームのキャプテンやメンバーと打ち合わせして、よりチームらしさを引き出せる衣装を考えました。それぞれ違ったイメージで、Nはいろいろ一周して、『ド派手な印象になるものを』という希望がありました。かっこよさもかわいさもあって、さらにアイドルらしさも詰め込んだ衣装になりました」
原「たしかにド派手!チームMのお衣装については、私からもイメージを送らせてもらいましたよね」
松永「そうでしたね!」
原「れいこさんとお話ししていたときに、れいこさんと私のお衣装のイメージが合致して意気投合しました。今までのチームMのイメージには『おもしろい』も『かわいい』もあって、チームカラーであるピンクを使うこともたくさんありましたね。今回のお衣装では、女の子が『かわいい』と思うレースやフリルをたくさん使ってほしいとお願いしました」
松永「そういう声があったので、女の子が見たら絶対に『かわいい』と思うような衣装を意識しました」
原「イメージをお伝えしたら完璧に作ってくださるとわかっているから、『言ったもん勝ちや!』と思って、たくさん希望を出しちゃいました(笑)」
松永「たしかに、たくさん希望をいただきました(笑)。BⅡはまた全然違っていて、『若手メンバーが多いから絶対にフレッシュ感満載で!』という希望があがってきたんです。具体的に言うと、カルピスウォーターをイメージしてるんですよ」
原「えっ!でもたしかに、言われてみると…」
松永「『青春』とか、『汗が似合う感じの衣装』ということをメンバーが言ってくれていたんですけど、パッと浮かんだのがカルピスウォーターとかポカリスウェットのパッケージだったんです。そしたらキャプテンのゆいなからも、『カルピスのイメージで!』と。それで、水色とか青とかドット柄を入れて、さわやかなイメージにしました。アイドルらしさも外せないってことで、フリルやリボンも詰め込んでいるんです。髪飾りに羽のモチーフを使っているのも、そのあたりを意識してます」
原「エンジェルって感じで、飛んで行けそう!ちっちゃいリボンも裾に付いていて、かわいいですね」
松永「そうそう。さわやかなんだけど、かわいさも忘れないようにっていう」
原「自分のチームのお衣装は着ていてもすごくうれしい気持ちになるし、ほかのチームメンバーがMの公演を見て『かわいい』って言ってくれたらつい自慢しちゃうくらい大好きなんですけど、こうしてじっくり見ると、結局『全チームのお衣装かわいいなぁ』って思いますね(笑)。Nさんのお衣装はすごく派手って感じですけど、着たら絶対かわいいですよね」
松永「Nの衣装の青と赤は大阪・関西万博をイメージしています。NMB48の新しいスローガンが『大阪から世界へ』ですし、マストで入れるようにしました」
原「スカートのところ、カニさんもいますねぇ」
松永「カニもだし、たこ焼きやあめも入っています。通天閣にも、許可をもらってプリントしているんですよ!」
原「すごい…。髪飾りも大きくてかわいいですよね!」
松永「そこにもヒョウがいるんですよね。アクセサリー類も大ぶりなものを着けてもらって、ド派手にしています。髪飾りは、メンバーに『髪型をどうするか』をヒアリング、そしてメイクさんとも打ち合わせして作っています。大変ではありましたが、そうすることでメンバー一人ひとりが自信をもってパフォーマンスできて笑顔が増えるのを見られるので、聞き取りしてよかったですね」
「お衣装を着たいから頑張れる」かれんたんにとって衣装とは?
対談前、撮影現場にあいさつに来てくれたかれんたん。その際、かれんたんはラックにかかった衣装を見て「チームNのお衣装も着てみたいです」と言っていた。
松永「ほんとに~?(笑)。かれんたんはチームMの衣装をすごく気に入ってくれているし、意外です!」
原「もちろん自分のお衣装が一番ですけど、ほかのチームのお衣装も着てみたいですよ~!(笑)。新しいポジションを覚えたり、練習は大変だけど、本番でお衣装を着られるのが楽しみだからいつも頑張れます。ほかのメンバーも『大変だけど、衣装を着たいから頑張れる』っていう人が多いんですよ。ファンのみなさんからの反響も大きいですし、お衣装の力って本当に偉大です。それに、またぎ(別のチームの公演に出ること)ができるようになったらチームNさんのお衣装も着られるので、頑張りたいです!」
松永「ファンの方からすると、それも新鮮で楽しみになりますよね!『またぎできるように頑張る』って、私もメンバーから聞いたことがあります」
原「やっぱり、自分のお衣装が決まっていると“私の衣装”っていう意識が強くなるので、うれしいし自慢でもありますね。あらためて、今回のお衣装はどのようなコンセプトで考えられたんですか?」
松永「Nは、大阪・関西万博を意識しているだけでなく、原点回帰のような、初期のカラフルで派手なNMBらしさのオマージュのようなイメージで作っています。Mは女の子が『かわいい!』と思えるテイストをいろいろと詰め込んで大人かわいく。BⅡは、フレッシュはフレッシュでも“未来感のあるフレッシュ”。その中にザ・アイドル感を盛り込みました」
原「各チームでお衣装のコンセプトは全然違っているけど、メンバー全員で着たときの違和感はあまりないように思います」
松永「そうですね、そこも意識しました。全体で合わせたときに統一感が出るように、ヒョウ柄の生地は色違いで同じデザインにしています」
原「共通点を作ってるんですね!ひと目でどのチームかわかるっていうお衣装も珍しいかも。制作で大変だったこととかはありますか?」
松永「一番課題があったのは、Mの衣装かな(笑)」
原「あ、たしかに!(笑)」
松永「悪い意味じゃなくて、『どうしようか』っていうのが多かったんですよね」
原「この連載を経て、私もれいこさんもお衣装へのこだわりが強くなっているので…。マリさんに言えば全部かなえてもらえるとわかっていたので、詰め込みすぎたんやと思います(笑)」
松永「そう言ってもらえるのはうれしいです(笑)。ハーネスなんかは、踊っているうちにパールに髪の毛が絡まっちゃうとわかったので、改良を加えました」
原「どんなことをしたんですか?」
松永「シンプルなんですけど、髪が引っかかるってことは隙間があるということだから、小さい透明のゴムをパール一つひとつに巻き付けたんです。それで少しは絡まりにくくなりました!」
原「小さなことやけど、それだけでかなり変わるんですね」
松永「あとは、苦労したのはニーハイソックスじゃないかな。衣装の丈感とニーハイがすごく合っていてかわいいんですけど、『どれだけ破れてくるかな…』って思いましたね(笑)。今のところ、週にひとり破いちゃうくらいで、あまり多くなくて安心しました。でも、『破けないほうがおかしいよね』ってくらいの激しいパフォーマンスをしてるので、仕方ないことなんです。だからといって、妥協してデニール数の高い厚手のものにしたり、膝下の短い丈のソックスにしたりしても、イマイチバランスが微妙でかわいくならなかったんだよね」
原「そうなんですよね~。この絶妙な丈感と透け感がちょうどいいと思っています。ちょっとセクシーさもあって、好きですね」
松永「一度、網タイツも試してみたんでんですが、ちょっとごちゃごちゃしすぎちゃって微妙だったんです。今のニーハイに落ち着いて、『みんな破かないように頑張りましょう』ということになりました(笑)」
原「でも、装飾が多いほうがかわいいし、わくわくしますよ!普段のお洋服にはないアイドルらしいお衣装が着られてうれしいです。大変なことも多いけど、みんなで『パニエ履いた?』ってお互いにチェックしたりして楽しんでます!」
松永「よかった~。みんなきれいに着てくれて、いつも助かっています!ほかに苦戦したのは…チームNだと、アンダーパンツかな?もともと白のアンダーパンツにしてたんですけど、思っていたよりアンダーパンツがしっかり見えちゃうから、急遽色を変えたんです。スカート丈が短いっていうのもあるんですけど、Nは特に激しいパフォーマンスが多くて。直前の着リハを見て『白は違う』と思って青と赤にしたんですけど、初公演の2日前というギリギリの手配になってしまいました。間に合って本当に良かったです(笑)」
原「え、そんなギリギリに⁉」
松永「そうそう、めちゃくちゃ急ぎました(笑)。ほかには、裾に付いているチュールですかね。パフォーマンス中にしゃがんだりするとブーツに引っかかって、初日でチュールが破れてしまったので、スカートに点どめして大きく舞ってしまわないように改良しました」
原「パフォーマンスしてみないとわからないところもありますもんね。そのたびに手直ししていただいてるなんて…。BⅡさんのお衣装はどうでしたか?」
松永「すっごく細かい話なんですが…髪飾りに使っている青のラインストーンの選出はかなり吟味しました。ラインストーンの割合で見え方がかなり変わってくるので、強い色味のものを付けるとフレッシュ感がなくなってしまって、派手な印象が強くなってしまうんです。それだと今回のコンセプトに合わないので、色の選別にはかなりこだわりました」
原「割合…!細かいところまで気を付けないといけないんですね」
松永「そうなんです。大きさもかなり悩みました。ビジューくらい大きいとちょっと華美になりすぎてフレッシュさが損なわれるし、あまりに小さいとステージ映えしないし、そしてたくさん付けないときれいに見えないし…など。そのあたりのさじ加減は、いつも悩むところですね(笑)」
NMB48にとっても松永さんにとっても初めての衣装展
ここで、2024年1月に心斎橋パルコで開催された「NMB48 衣装展 衣装から見る13年の難波愛」の話に。
原「衣装展でもたくさんの衣装を見させていただいたのですが、なかでも卒業ドレスのコーナーは雰囲気がガラッと変わって、思わず背筋が伸びました。ドレスを着られていた先輩方のお顔が浮かんで、いろんなシーンを思い出しました。あらためてドレスを見て、『この人にはたしかにこういうデザインが似合うなぁ』とか『この人はこういうのだったんだ、意外だなぁ』とも思いました」
松永「ちなみに誰のドレスが意外だった?」
原「なぎささん(渋谷凪咲)のです!黄色でくると思っていたので、水色だったのは意外でした。卒コンの当日もすごく驚きましたね」
松永「なるほどね。でも水色もすごく似合ってましたよね」
原「ですね!ドレスを見ていると先輩方のお顔が浮かぶのもそうなんですけど、その当時の自分のことも思い出します。さやかさん(山本彩)の卒業のときはまだ加入したてだったので、遠くからしか見えなかったんですけど、近くで見ると不思議な気持ちになりました」
松永「すごいなと思うのが、みんな『どんな衣装がいい?』って聞いたらちゃんと返答が返ってくることですね。セルフプロデュースというか、自分のことをわかってないとできないと思います」
原「衣装展に行ってから、『自分だったらどんなデザインになるのかな?』ってずっと妄想してます(笑)。着てみたいお衣装もたくさんあって、なかでも『ここにだって天使はいる公演』は出られなかったので、お衣装を着てみたいと思いました。あと、外せないのが『わるきー』(※)です!実は今回のチームMのお衣装の裏テーマが『わるきー』なんですよ!」
※卒業した渡辺美優紀さんのソロ曲で、小悪魔感たっぷりの衣装に定評がある。
松永「そうだったの⁉(笑)。…たしかに!」
原「そうなんです(笑)。今回でこの連載が最終回になるんですが、れいこさんと一緒に案内役をさせてもらえたから、チーム衣装についてもしっかり話すことができました。マリさんともこうしてお話して、回を重ねるごとにお考えもわかってきますし、お互いに意思疎通ができて、私たちが思い描く100点満点を形にしてくださってるということがわかるきっかけにもなりました」
松永「れいこちゃんとかれんたんの衣装への熱い思いが、私にもすごく伝わってきました。本当にありがとう」
原「あらためて、お衣装の力で私たちは頑張れているなと思いましたし、ファンの方たちからもお衣装についての反響は毎回あります。パフォーマンスのほかに、照明や演出などももちろん大切なんですけど、お衣装がなかったら私たちは輝けないし、お衣装によってアイドルに変身させてもらえてるなといつも思います。アイドルにとってはお衣装を着られることは誇りでもあるので、本当に大きな存在なんです。そんなお衣装をいつも作ってくださるマリさんや衣装部のみなさんは、私たちにとって魔法使いさんです!」
松永「ジーンときちゃって、言葉が出ないです…。こうやって衣装に思いを持ってもらえるのは、本当にうれしいですね。これからもメンバーを輝かせるお手伝いができるように、成長を見守りながら、より一層衣装部チーム一丸となって取り組みます!」
“衣装はステージで輝くための魔法のようなもの”。案内人を務めたれいこちゃんとかれんたんだけでなく、これまで来てくれたゲストメンバーも、口をそろえてそのようなことを言っていた。すべての衣装に知られざる物語があり、すべての装飾に意味があるということがわかった本連載。これから誕生する衣装たちも派手だったりユニークだったりと、私たちを楽しませてくれるものばかりだろう。今後も、NMB48を愛している松永さんだからこそ作れて、NMB48だからこそ着こなせる衣装たちに注目だ。
取材・文=織田繭(にげば企画)
写真=福羅広幸
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