【とびだせ!! ハマの一番星】vol.03 石田健大投手

横浜ウォーカー

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粘りの投球が身上。左腕トリオの長兄(C)KADOKAWA 撮影=福岡諒祠


「ヤスアキは永遠のライバル。いつか抜きます!」


今シーズンの開幕3戦目。今年2年目の期待の左腕、石田投手は故郷・広島のマツダスタジアムのマウンドに立った。

「マツダスタジアムは、大学時代に1度投げているんですけど、プロになってからは初めて。凱旋登板ということでたくさんの知り合いが応援に駆けつけてくれて、よい緊張感の中、楽しく投げることができました」

この試合、石田投手は6回途中を被安打2、失点1で、勝ち投手の権利を残しマウンドを降りた。しかし後続が打ち込まれ、逆転負け。今季初勝利はお預けとなった。

「この試合の自分は50点。あまり四球を出すタイプじゃないんですが、この日は5回までに4つ。それでも粘り強く投げられたのはよかったです」

実はこの粘り強さが石田投手の真骨頂。本人もこう語る。

「自分はまだ簡単に3人で抑えられるようなピッチャーじゃない。でもバッターに向かう気持ちだけは誰にも負けません。ランナーを背負った時こそ、粘り強く投げることを大事にしたい。崩せそうで崩せない投手って、相手にとっては嫌だと思いますから」

チームには石田投手をはじめ、砂田(毅樹)、今永(昇太)と3人の若き先発左腕がいる。

「ライバル意識もありますが、この3人の中で自分が一番年上なんです。後輩からのプレッシャーをよい刺激にして、自分が引っ張るという気持ちで、チームに貢献していきたいですね」

3度目の先発となった4月10日ヤクルト戦。粘りの投球で6回を2失点。今季初勝利を飾った。

「今年は開幕ローテに入ることができたので、1年間しっかり守るのが目標。同期のヤスアキ(山﨑康晃)には負けません!」

石田投手に聞きました


Q.自分の性格をひと言で表すと?

A.気分屋です。朝、寮を出る時に、「帰ったら掃除しよう」と思っても、帰るころには“面倒臭いな”って(笑)。

Q.好きな女性のタイプは?

A.好きな女性タレントはコロコロ替わってます(笑)。今は中村アンさん。基本は年上の女性の方が好きですね。

Q.仲のいい選手は?

A.ヤスアキや福地(元春)さん、ほかの寮生も全員仲がいいですよ。みんなで焼肉とか食べに行きます。

ただ今ハマってます!


石田選手のお気に入りのバッグ(C)KADOKAWA


使い勝手抜群のクラッチバッグ

「今使っているクラッチバッグがお気に入りです。カバンを持つ方ではなかったんですけど、財布をズボンのポケットに入れるのは危ないと言われて、昨年11月に買ったんです。そしたらもう、使い勝手がよくて!」

「スマホや財布など、これ1つあればOKなのがいいですね。今はどこにでも持ち歩いてます」

石田健大/投手/#14/1993年広島県生まれ。広島工業高から法政大学を経て2014年ドラフト2位で入団。左腕特有の右打者の内角を突くクロスファイアが武器。昨年は2勝6敗と勝ち星には恵まれなかったが、防御率2.89と安定感ある投球が光った。

(取材・文=小貫正貴、撮影=福岡諒祠)

※「横浜ウォーカー」2016年5月号掲載

横浜ウォーカー2016年5月号に掲載 (C)KADOKAWA


横浜ウォーカー編集部

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