この映画見逃してない?今レンタル・配信で観れる、2019年に公開された話題の洋画5選
九州ウォーカー
2019年に公開された映画もすでにたくさんの作品がレンタルやデジタル配信されている。中には忙しくて見逃してしまったあの話題作もあるのでは?今回は、洋画の中でも、興行成績だけでなく映画ファンの満足度が高かった作品を5つピックアップ。家ごもりの時間を活かして今のうちにチェックしておこう!
「アラジン」(2019年 / アメリカ)

2019年の映画興行ランキングで総合2位、洋画では堂々のNo1に輝いた大ヒット作。1992年公開のディズニー・アニメーション「アラジン」を、27年の時を経て完全実写化した作品だ。
あらすじ
路上育ちで貧しい生活を送りながら、いつか人生を変えたいと願う青年アラジンは、ある日、街にお忍びで来ていた王女ジャスミンと出会う。そんな時、魔法の洞窟で、 “3つの願い”を叶えることができる“ランプの魔人”と出会ったことから、彼の人生を変える大冒険が始まる。
みどころ
おなじみの物語を、壮大なスケールと大胆なアレンジで実写化したのは、「シャーロック・ホームズ」シリーズや「キング・アーサー」など、音楽を融合させたスピーディーなアクション・ドラマに定評があるガイ・リッチー。なんと言っても特筆すべきは魔人ジーニーを演じるウィル・スミスの存在感だ。彼だからこそ実現したラップ調の「フレンド・ライク・ミー」も見もの。もちろん、空飛ぶ絨毯に乗ったアラジンとジャスミンが主題歌「ホール・ニュー・ワールド」を歌う名シーンは期待を裏切らない爽快さ。日本語吹き替え版の声の出演も豪華なので、ぜひ字幕版と両方を見比べてほしい。

「アラジン」(2019年 / アメリカ)
監督: ガイ・リッチー 出演: メナ・マスード(中村倫也)、ウィル・スミス(山寺宏一)、ナオミ・スコット(木下晴香) ※()内は声の出演 / 128分 / 発売・販売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン
★Blu-ray&DVDレンタル中、デジタル配信中
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(2019年 / アメリカ)

ハリウッドきっての映画オタク、クエンティン・タランティーノの9作目となる長編監督作。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピット2大スターの初共演でも注目された話題だ。
あらすじ
ディカプリオが扮するのは、ピークを過ぎたTV俳優、リック・ダルトン。ピットが扮するのは、リックをそばで支える付き人兼スタントマンで、親友でもあるクリフ・ブース。ある日、リックの家の隣に映画「ローズマリーの赤ちゃん」で一躍時代の寵児となった監督ロマン・ポランスキーと新進女優のシャロン・テート夫妻が引っ越してくる。
みどころ
1969年、女優シャロン・テートがカルト集団に殺害された実際の事件を背景に、当時のハリウッド映画界の光と影を描く作品なのだが、そこはタランティーノ。単なる実話で終わらせるはずがない。最高にクールな音楽に、レトロ感たっぷりのハリウッドバックステージ・ストーリー、そしてLAという街が内包するセクシーで危険な闇。そういったものを全部ひっくるめて、現実から飛躍するラスト13分の展開は驚愕必死。本作で、見事、第92回アカデミー賞®助演男優賞を受賞したブラッド・ピットの、にじみ出る大人の色気にもやられる。

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(2019年 / アメリカ)
監督: クエンティン・タランティーノ 出演: レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット、マーゴット・ロビー、アル・パチーノ、ダコタ・ファニング、カート・ラッセル / 161分 / 発売・販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
★Blu-ray&DVDレンタル中、デジタル配信中
「スター・ウォーズ / スカイウォーカーの夜明け」(2019年 / アメリカ)

「スター・ウォーズ / フォースの覚醒」(2015年)、「スター・ウォーズ / 最後のジェダイ」(2017年)に続く新3部作の3作目にして、1977年のシリーズ1作目から計9作品を通して語られてきた「スター・ウォーズ」サーガのエピソード9となるシリーズ完結編。
あらすじ
祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぐべく、銀河の圧倒的勢力“ファースト・オーダー”の最高指導者へと上り詰めたカイロ・レン。そして、伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの想いを引き継ぎ、類まれなフォースを覚醒させたレイ。スカイウォーカー家を中心とする壮大な<サーガ>と、“光と闇"のフォースをめぐる最終決戦が、レンとレイのドラマとともに描かれていく。
みどころ
42年間にわたる伝説的シリーズの最終話のメガホンを取るという重責を引き受けたのは、「フォースの覚醒」を手がけたJ.J.エイブラムス。旧作にオマージュを捧げる場面や展開、死者も含め次々と “復活”する人気キャラの数々で、オールドファンにも、若い世代の映画ファンにも、満足度の高い結末を見せてくれる。この完結編から、再び旧作を振り返りたくなる。

「スター・ウォーズ / スカイウォーカーの夜明け」(2019年 / アメリカ)
監督: J.J.エイブラムス 出演: デイジー・リドリー、アダム・ドライバー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー / 142分 / 発売・販売元: ウォルト・ディズニー・ジャパン
★デジタル配信中
「クリード 炎の宿敵」(2018年 / アメリカ)

ボクシング映画の金字塔とも言える、シルベスター・スタローンの代表作「ロッキー」シリーズの新章。ロッキーが、選手時代の最大のライバルで、親友でもあったアポロ・クリードの息子、アドニスのトレーナーとしてボクシングの世界に戻ってきた「クリード チャンプを継ぐ男」(2015年)からの続編だ。
あらすじ
前作で、ロッキーのサポートを受け、一人前のボクサーへと成長したアドニス・クリード。彼に挑戦状をたたきつけてきたのは、ウクライナの過酷な環境から勝ち上がってきた最強の挑戦者、ヴィクター。「ロッキー4 / 炎の友情」(1985年)で、父アポロの命を奪ったロシア王者イワン・ドラゴの息子だった。
みどころ
同作で、ドラゴ役を演じたドルフ・ラングレンがそのままの役どころで登場しているのも、往年のファンにはうれしいところ!未見の方は、ぜひとも「ロッキー4 / 炎の友情」とセットで観ていただきたい。ワンカット撮影、360℃カメラを採用した臨場感あふれるファイトシーンに大興奮。さらに「父と子」をテーマにした心揺さぶるストーリーに、男も女も“男泣き”してしまう。

「クリード 炎の宿敵」(2018年 / アメリカ)
監督: スティーブン・ケイプル・Jr. 脚本:シルベスター・スタローン、ジュエル・テイラー 出演: マイケル・B・ジョーダン、シルベスター・スタローン、テッサ・トンプソン、フロリアン・ムンテアヌ、ブリジット・ニールセン、ドルフ・ラングレン / 130分 / 発売・販売元: ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
★Blu-ray&DVDレンタル中
「バジュランギおじさんと、小さな迷子」(2015年 / インド)

2015年、インドで30以上の映画賞を受賞し、全世界で150億円に迫る興収を記録したヒット作。映画批評サイトRotten Tomatoesで驚異の満足度100%をマークし、日本でも2019年1月の公開から口コミで評判がじわじわと広がった、笑いと涙の娯楽ロードムービー。
あらすじ
パキスタンの小さな村に住む少女シャヒーダー。幼い頃から声が出せない彼女は、母親とインドのイスラム寺院に願掛けに行った帰りにはぐれ、一人インドに取り残されてしまう。そんなシャヒーダーを助けてくれたのは、正直でどこまでもお人よしのパワン。しかし、ある日、彼女がパキスタンのイスラム教徒と分かって大騒ぎ。パキスタンは、歴史、宗教、経済など様々な面でインドと激しく対立する国なのだ。パスポートもなければ、ビザもない。それでもパワンは、強い使命感を胸に、自ら国境を越えてシャヒーダーを家に送り届けることを決意する。
みどころ
底抜けに善良なインド人青年と、声を出せない迷子のパキスタン人少女の旅を通して描かれるのは、国も宗教も人種も超える“人間愛”。荒唐無稽で行き当たりばったりの二人の旅は、当然トラブルの連続だ。珍道中に大笑いしながらも、最後はすてきな奇跡に思わず涙してしまう。シャヒーダー役の女の子のかわいさにもキュン死間違いなし!

「バジュランギおじさんと、小さな迷子」(2015年 / インド)
監督: カビール・カーン 出演: サルマン・カーン、ハルシャーリー・マルホートラ、カリーナ・カプール、ナワーズッディーン・シッディーキー、シャーラト・サクセーナ、オーム・プリ― / 159分 / 発売元: 株式会社フルモテルモ 販売元: ハピネット・メディアマーケティング
★DVDレンタル中
【番外編】「ジョーカー」(2019年 / アメリカ)

2019年の映画界を語るのに欠かせない、ダントツの話題作を紹介。「バットマン」シリーズを代表するヴィラン(悪役)、ジョーカーの誕生秘話を、完全オリジナルのストーリーで描き、第76回ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞受賞を皮切りに、数々の映画賞で話題をさらった衝撃作だ。
あらすじ
「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを目指す大道芸人のアーサー。孤独だが心優しい彼は、母親の世話をしながら、善良でつつましい生活を送っている。そんな彼がやがて<悪のカリスマ>ジョーカーに変貌してしまう理由とは…?
みどころ
社会の底辺で追い詰められていく男の苦悩と狂気を、アメコミ的な要素を一切排除したダークで力強い心理描写で描ききる力作。観る者にヘビー級のダメージをお見舞いする恐るべき傑作だ。それでも、また見返したくなってしまうのは、映画に込められた重層的なテーマと、映画史に残る名シーンの数々のせいかもしれない。少々のトラウマを覚悟しても、ぜひ見てほしい1本。

「ジョーカー」(2019年 / アメリカ)
監督・共同脚本・製作: トッド・フィリップス 出演: ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ、フランセス・コンロイ / 122分 / 発売・販売元: ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
★Blu-ray&DVDレンタル中、デジタル配信中
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