海遊館の楽しみ方をガイド! 営業時間やアクセス、料金、チケット情報も網羅【コロナ対策情報付き】

東京ウォーカー(全国版)

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海遊館の見どころからおすすめのお土産まで、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

海遊館ってどんなところ?水族館ファンをも魅了する壮大な世界が広がる水族館

大阪にある水族館「海遊館」(大阪市港区)では、太平洋を中心に、北極・南極まで世界の自然環境を再現し、多種多様な生き物たちを観察することができる。水族館ファンなら一度は見に行きたいと言われる壮大なスケール感は、まるで世界中の海を探検しているかのような感覚に。一言では語り尽くせない海遊館の魅力を早速チェック!

【営業時間・アクセス】営業時間や各交通手段の所要時間を確認しておこう

世界の海に棲む生き物たちをエリアごとに展示

営業時間は10時〜20時(状況により変動あり)、最終入館は閉館60分前まで。

アクセスは電車の場合、最寄り駅はOsaka Metro(大阪メトロ)中央線の大阪港駅で、1番出口より徒歩5分。新大阪やなんば方面からは、大阪メトロ御堂筋線で本町駅まで行き中央線に乗り換え、大阪港駅で下車するとよい。

バスの場合は、大阪シティバス「天保山ハーバービレッジ」下車すぐ(大阪駅からは88系、なんば駅からは60系「天保山」行きに乗車)。関西国際空港発 リムジンバスの場合も「天保山(海遊館)」下車すぐ。

ちなみに、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンからのアクセスも便利。シャトル船 キャプテンラインを利用すれば「海遊館西はとば」下船すぐで、所要時間は約15分だ。

車の場合、阪神高速道路天保山出口から約5分で、駐車場は1000台収容可能。平日30分200円から1日最大料金は1200円。土・日曜・祝日、特定日(GW、お盆など)は30分250円からで、1日最大料金は2000円となっている。

【入場料金・チケット】事前予約できる時間指定券や夜のイルミペアチケットなどもチェック

入館料は大人(高校生・16歳以上)2400円、小・中学生1200円、3歳以上の幼児600円で2歳以下は無料。身体障がい者手帳、療育手帳、被爆者健康手帳、精神障がい者保健福祉手帳を持つ本人と介護者1名については、障がい者割引が適用され、入館料が通常の半額となる。

入館については、窓口でチケット購入も可能だが、事前に入館日時をネット予約できる「WEB時間指定券」がおすすめ。2月28日までは、17時以降の入館料が割引になり、17時にライトアップされる周辺の夜景も楽しめる「イルミネーションペアチケット」もWEB限定で販売しているので、目的や滞在時間にあわせてチケットを購入しよう。詳細は公式サイトで確認を。

【見どころ1】北極圏から南極の海まで。個性あふれる展示を観賞

「日本の森」水槽ではかわいらしいコツメカワウソの姿が

「アリューシャン列島」水槽で見られる海鳥のエトピリカ。目の上から出ている飾り羽がおしゃれ

アシカやアザラシなど、大型の海獣類が暮らす「モンタレー湾」水槽

海遊館では約620種3万点にもおよぶ世界中の動植物を見ることができる。日本の森林を再現し、水辺の生き物など森の中の生態系を展示した「日本の森」水槽や、アメリカのアラスカからロシアのカムチャツカ半島エリアにかけての、冷たく厳しい環境を再現した「アリューシャン列島」水槽、アシカやアザラシの暮らすカリフォルニア沿岸の様子を展示する「モンタレー湾」水槽などで、水中で過ごす生き物のほか、哺乳類や鳥類など陸の生き物たちの姿も観賞できる。

大水槽の前に立つと、視界のほとんどが水の世界。まるで海の中にたたずんだ気分に

広報担当の山田樹子さんに伺った、おすすめの楽しみ方とは?「海遊館は大きな水槽が多いので、大きな水槽面に挟まれるようなスポットが数カ所あります。海の中を散歩しているかのような、空間全体も楽しんでいただければと思っています」とのこと。個性あふれる生き物たちが暮らす館内各エリアを、海中散歩気分で回ってみよう!

【見どころ2】アザラシの水槽をさまざまな高さ・角度から観察!

丸みのある体が特徴的なワモンアザラシ。下から見ることによって、ワモンアザラシと目があうことも!?

「北極圏」水槽の3階部分では、ワモンアザラシの水槽を下から見ることができ、タイミングがよければ、自分の真上をワモンアザラシがゆらゆらと泳ぐ様子に出合える。

また、カリフォルニアアシカやゴマフアザラシが暮らす「モンタレー湾」水槽では、上の階では陸上での様子が、その下の階からは生き物たちが水中を泳ぐ姿を見ることができる。ひとつの水槽を、高さ・角度の違いで楽しめるのも、海遊館ならではの特徴だ。

【見どころ3】海遊館の人気者たちを見つけよう!

ジンベエザメが水量5400トンの巨大水槽を悠々と泳ぐ姿は圧巻!

海遊館で一番大きな生き物は、ジンベエザメ。ちなみに大きいほうがメスの"遊"で約6メートル、オスの"海"は約5メートルだ(2020年11月時点)。ゆったりと海中を泳ぐ姿はずっと見ていても飽きないと評判。ちなみに、ジンベエザメのいる「太平洋」水槽は最大長34メートル、深さ9メートルで水量は5400トンと巨大!

日本の海でもおなじみ、ミズクラゲ。漆黒の空間で、ミズクラゲ本来の美しさが際立つ

キラキラ七色に光るウリクラゲ。名前の通り、ウリのようなユニークな形をしている

「花笠」から名前がついた、と言われるハナガサクラゲ。 本州中部から九州に分布

まるで宇宙を漂っているかのように、クラゲたちの姿が漆黒の空間に浮かび上がるのは「海月銀河」のエリア。おなじみのミズクラゲに、まさに"瓜"っぽい姿をしたウリクラゲ、ピンクやオレンジ色が鮮やかなハナガサクラゲ、長い触手が美しいアカクラゲなど、美しさと優雅さを感じさせてくれるクラゲは見ているだけで癒やされる(※展示しているクラゲの種類は時期によって異なります)。

おもちゃで遊ぶカマイルカ。時にはボールをアゴで華麗にドリブルすることも

カマイルカの暮らす「タスマン海」水槽には、さまざまな行動を引き出すためにボールや飼育員お手製のおもちゃが浮かんでいる。タイミングが良ければ、おもちゃと戯れる楽しそうな姿に出合えるかも。

ちなみに、海遊館ではエンターテインメントとしてのイルカショーやアシカショーは行っていない。それは、本来の生息環境に近い状態で観察してほしいという想いからだとか。生き物たちをより自然な姿で楽しめることも、海遊館の魅力といえるだろう。

【ショッピング・お土産】萌え心をくすぐる海遊館オリジナルグッズも

「海遊館オフィシャルショップ」は入館者のみ利用可能

お土産がそろうショップは、「海遊館オフィシャルショップ」(海遊館エントランスビル3階)と、「海遊館オフィシャルミュージアムショップ」(同ビル2階)の2カ所。

「海遊館オフィシャルショップ」は入館者のみが利用できるショップで、ステーショナリーブランドや手ぬぐいブランドとコラボした、オフィシャルショップならではのアイテムがズラリ。一方「海遊館オフィシャルミュージアムショップ」には、ぬいぐるみや菓子類などオリジナルグッズを中心に、自然や海をテーマにしたグッズが並ぶ。

「アザラシビッグクッション(アラレ、ユキの2タイプ)」(各6820円)

「アザラシミニクッション(アラレ、ユキの2タイプ)」(各2750円)

数ある人気アイテムの中から、おすすめのお土産グッズをピックアップ。

ます最初は、ワモンアザラシの飼育担当が監修した「アザラシビッグクッション(アラレ、ユキの2タイプ)」(各6820円)と、「アザラシミニクッション(アラレ、ユキの2タイプ)」(各2750円)。個体ごとの体の特徴を細部まで忠実に再現しているので、館内で出合ったお気に入りのアザラシを思い浮かべながら選んでみるのもいいかも。

「オウサマペンギン3変化ぬいぐるみ」(2860円)

「オウサマペンギン3変化ぬいぐるみ」(2860円)は、卵からヒナ、そして成鳥へと3変化するオウサマペンギンのぬいぐるみ。卵のファスナーを開けてひっくり返すとヒナに、さらにヒナのファスナーを開けてひっくり返すと成鳥になるという、ユニークなアイテムだ。こちらもペンギン飼育担当が監修し、卵の大きさをはじめ、体の特徴も細部まで忠実に再現している。

「たこつぼパペット」(1980円)。ツボの底から手を入れてタコの足を動かせる

タコツボの底から手を入れてタコの足を動かして遊べる「たこつぼパペット」(1980円)も個性的。本物のタコのように、ニョロニョロとした足の動きをマスターして!
※時期により商品入れ替えのため、販売が終了している場合あり。

【グルメ・周辺情報】軽食やドリンクはカフェ&ドリンクスタンドで!周辺には食事処や観覧車も

「ドリンクスタンド SEA SAW」。海遊館限定販売の「ジンベエソフト」は410円(※価格変更の可能性あり)

館内の飲食スポットは、どちらも軽食をそろえる「cafeR.O.F」(海遊館内4階)と「ドリンクスタンド SEA SAW」(海遊館エントランスビル2F)の2カ所。「ドリンクスタンド SEA SAW」では海遊館限定販売の「ジンベエソフト」(410円)が人気。※値段は変更の可能性があります

海遊館の周辺には、関西名物グルメのフードテーマパーク「なにわ食いしんぼ横丁」やレストランを有する天保山マーケットプレース、天保山大観覧車、レゴランド・ディスカバリー・センター大阪などもあるので、食事は館外で楽しむのも◎。海遊館と周辺施設をセットにしてデートに使うのもよさそうだ。

【おすすめ】施設担当者に聞く!海遊館の魅力・楽しみ方

「海遊館の水槽が生き物の名前ではなく瀬戸内海など地域の名前になっているのは、世界の自然環境を再現した展示を行っているからなんです。太平洋を中心とした環太平洋の各地域を再現しており、サンゴのある地域、ごつごつした岩肌の地域、生き物だけではなく、各水槽内の環境にフォーカスした見学もおすすめですよ」(海遊館広報担当の山田樹子さん)

ちなみに、17時から楽しめる「夜の海遊館」もイチオシ。深い青色の海に差し込む光の中で、魚が泳ぐさまは美しく幻想的なので、ぜひ一度見てほしい。

ニュージーランドのクック海峡を再現した水槽では、ウミガメと魚類を展示。いつか現地で見たくなる!

今回紹介した生き物のほかにも、イワシの魚群や深海のタカアシガニなど、見どころを挙げたらきりがない海遊館。じっくり、たっぷり楽しんで、世界の海を満喫しよう!

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

・風邪のような症状がある方、体調不良、発熱や咳などの症状がある方は来館をお控えください。
・入館口では、アルコール消毒液による手の消毒とサーモグラフィによる検温へのご協力をお願いたします。
・必ずマスク着用(乳幼児は除く)のうえ、館内での大声での会話はお控えください。
・スタッフもマスクを着用し、こまめな手洗いや消毒の実施、勤務前の体温測定など健康管理を徹底しています。
・レジカウンター等では飛沫感染防止のためビニールシールド等を設置しています。

※感染予防・混雑回避のため、入館者数や各種サービス制限中。営業内容について変更になる場合あり。事前に海遊館の公式サイトで確認を

<施設情報>
住所:大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
アクセス:【電車】Osaka Metro大阪港駅から徒歩5分 【車】阪神高速道路天保山出口から約5分
営業時間:10:00~20:00(変動あり、最終入館は閉館1時間前)、詳細は公式サイト参照
定休日:不定休(詳細は公式サイト参照)
駐車場:1000台 平日200円/30分(最大料金1200円)、土・日・祝及び特定日250円/30分(最大料金2000円)(詳細は要問合せ)
料金:入館料 大人(高校生・16歳以上)2400円、子供(小中学生)1200円、幼児(3歳以上)600円、シニア(65歳以上・要証明書提示)2200円

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2021年2月時点の情報です。

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