ハマの定番おやつ 健康志向の和菓子も魅力の「御菓子司 大倉山青柳」

横浜ウォーカー

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大倉山駅を出てすぐの場所にある

神奈川県横浜市港北区にある大倉山。その駅前にある「御菓子司 大倉山青柳」は常に客足の耐えない和菓子店だ。元々は戦前に初代が川崎で製餡業を開いたのがはじまり。東京大空襲の被害をきっかけに現在の場所へ移り、「あの時の餡をもう一度作りたい」という思いで1951年に和菓子店として開業を果たした。その意思を代々引き継いで作られる自家製餡は北海道産小豆で作られ、上品な甘味で口溶けよく定評がある。

そんな和菓子の命ともいえる餡を使った、饅頭、餅菓子、どら焼きは店に訪れたら必ず食べてほしいオススメの商品だ。看板商品の一つでもある「大倉山の梅最中」は、梅の名所として知られている大倉山公園が近くにあることにちなんで作られ、第21回全国菓子大博覧会 名誉総裁賞を受賞。贈り物にも人気だ。

写真奥右から時計回りに、「笹の葉」「織姫」「彦星」「天の川」(各税込250円)、「天の川饅頭」(税込170円)。7月7日(火)まで販売 (c)KADOKAWA撮影=奥西淳二

上生菓子は季節の移ろいや行事に合わせ、一年を通してさまざまな種類の商品を販売。目にも楽しいものばかりで、その表現の振れ幅に多くの客が魅了される。
厳選された旬の素材のおいしさの追求だけでなく、客の健康面も気遣ったこだわりの和菓子を紹介しよう。

甘酸っぱさに暑さ吹き飛ぶ「はちみつあんず大福」

はちみつ漬けの干しあんずが表面から見える (c)KADOKAWA撮影=奥西淳二

旬の果物を使ったフルーツ大福が人気で、1月から5月にかけて販売していたイチゴ大福は約5万個も売れたほど! その第3弾となるのが「はちみつあんず大福」(税込280円)で、夏バテ予防の栄養素が含まれるあんずを主役に。
もっちりとした餅とはちみつ餡であんずゼリーを包み、はちみつ漬けの干しあんずを惜しみなく散りばめた。キュンと甘酸っぱいあんずが口の中で弾けてジューシー!ひんやり冷やして食べると、一層暑さを吹き飛ばしてくれそうだ。5月中旬から9月下旬まで販売予定。

爽やかな香りで満たされる「はちみつ金柑饅頭」

ころんとした見た目も可愛いらしい (c)KADOKAWA撮影=奥西淳二

「はちみつ金柑饅頭」(税込250円)は、免疫力アップに効果的と言われている金柑を使った饅頭。

中には金柑の甘露煮がゴロリ! (c)KADOKAWA撮影=奥西淳二

馬鈴薯生地でふっくら蒸し上げた饅頭の中には、はちみつ餡と金柑の甘露煮が。金柑の柔らかな果肉を噛み締めると爽やかな香りが広がり、はちみつの甘味がそれを引き立てる。その味わいに疲れも癒され、リフレッシュ出来そうだ。販売終了時期は未定。

小さな一つ一つに、職人の真摯なこだわりが詰まった「御菓子司 大倉山青柳」の和菓子。ぜひ、季節ごとに足を運んでみて。


【取材・文=磯崎 舞/撮影=奥西淳二】

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