鹿児島市立美術館で「キスリング展~エコール・ド・パリの偉大なる画家~」開催中

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鹿児島県鹿児島市の鹿児島市立美術館・一般展示室(1・2)、企画展示室で「キスリング展~エコール・ド・パリの偉大なる画家~」が9月6日(日)まで開催中だ。

「キスリング展~エコール・ド・パリの偉大なる画家~」チラシ写真は主催者提供


今から100年前、異邦人の芸術家集団がパリで活躍していた。彼らは「エコール・ド・パリ」と呼ばれ、その象徴的存在にあったのがキスリング(1891-1953)だった。キスリングは、ポーランドの古都クラクフに、ユダヤ人の仕立屋の息子として生まれた。

クラクフの美術学校で学んだ後、1910年パリに出て、ピカソやブラックらと交友し、やがてモディリアーニやパスキン、藤田嗣治らとも親交を結ぶ。若い画家たちの中でも最も寛大でカリスマ性のある芸術家として活躍し、「モンパルナスの貴公子(プリンス)」とも呼ばれていた。

【写真】《ミモザの花束》1946年パリ市立近代美術館 Photographie (C)Musée d'Art Moderne/Roger Viollet


第一次世界大戦下ではフランスの義勇軍として参戦し、負傷のため除隊したが、後年軍功によりフランスへの帰化が認められる。大戦後は着実に自己の様式を確立するとともに、主として女性や花をテーマに、華麗で透明感あふれる色彩で作品を描いていた。それらは優雅でありながらどこか哀愁が漂い、今の時代でも見る者たちを魅了し続けている。

本展では、国内外の名品を集め、肖像、花、風景、裸婦、静物など、キスリングの初期から晩年に渡って描いた様々な作品を紹介。日本国内においては、2007年以来の回顧展となる「キスリング展~エコール・ド・パリの偉大なる画家~」に出かけよう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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