釣った魚を一流シェフが本格イタリアンに！六本木の「リストランテ ペスカトーレ」がリニューアルオープン

釣りの醍醐味は、釣ってきた魚を食べること。ただ、自宅で調理をするのはそれなりに負担もある。釣果によっては、さばくのが大変になったり、保存しきれなかったり、調理の仕方が同じになってしまったりといった悩みがつきものだ。そんな迷える釣り人のために“シェフをシェア”しようという考えから生まれたのが「リストランテ ペスカトーレ」。7月に六本木にリニューアルオープンした。

「リストランテ ペスカトーレ」は2017年8月、釣りと食事を一気通貫で楽しむことができる新しい業態としてオープンしたイタリアンレストラン。釣り人は月会費を払って会員になれば、釣った魚の後処理を店に任せることができ、その都度シェフが美味しいイタリアンに仕上げてくれる。

「釣り人会員」(入会金2万円)は、初月1000円、2カ月目以降5000円の月会費を支払えば、釣った魚を持ち込むだけでなく、さばいた魚を持ち帰ることも可能。また、ひと月の間に一度も魚をさばくサービスを利用しなかった場合には、食事に利用できる「通常コース」チケット1枚(3カ月有効)がもらえるので、自分が釣った魚以外も楽しめたり、釣果が悪くても美味しい魚料理が味わえたりと楽しみの幅が広がる。自分の釣った魚を振る舞う場としても重宝しそうだ。

会員制度には2種あり、釣りをまったくしない人は「応援会員」(入会金5000円)になれる。そうすれば月々2000円払うことで、本格イタリアンが食べられる。違いは釣った魚を持ち込めないことだけだ。しかも、どちらの会員も何人でも同伴できるので、家族や友人などと気軽に利用できる。

料理はすべておまかせ。ワンドリンク＋1皿の「シンプルディナーコース」(2000円)、料理4皿＋フリードリンクの「通常コース」(4000円)、料理6皿＋フリードリンク＋デザート＋コーヒーの「満足コース」(8000円)、料理9皿＋フリードリンク＋デザート＋コーヒーの「フルコース」(1万2000円、2名～)の4つのコースから選べる。

肉料理もあるので、苦手な食材を外したり、肉料理をプラスしたりといったリクエストにも対応してくれる。どのコースもリーズナブルで、1人会員がいれば同伴者全員がレストランを利用できる。軽く食事をしたいなら「シンプルディナーコース」、家族や友人との気軽な集まりにはフリーフローも楽しめる「通常コース」といった具合にシチュエーションに合わせた使い方ができる。

ここには、一般にはほぼ流通しないアコウ(メヌケ)や高級魚として知られるアカムツ(ノドグロ)など、日本全国で釣り上げられた魚が持ち込まれる。ほかでは体験できない魚を味わえるのも楽しいし、どんな高級魚が使われていても料理の価格は変わらないのも魅力。

食事に合わせるドリンクも充実していて、ワイン評論家ロバート・パーカー氏の認定プログラムで認められたワインテイスターが選定するワインや、ビール、日本酒、焼酎、ウイスキー、ソフトドリンクなどがそろう。フリーフロー付きコースなら気兼ねなく楽しめる。

どちらの会員になっても美味しく楽しめる「リストランテ ペスカトーレ」。14時から営業しているので、ディナーだけでなく遅めのランチとしても利用OK。ほかでは味わえない魚料理を堪能しよう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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