平安神宮の見どころを徹底紹介!壮麗な社殿と、四季の移ろいを楽しめる美しい庭園【コロナ対策情報付き】

2021年3月29日 16:00更新

東京ウォーカー(全国版)

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平安神宮の見どころや楽しみ方など、おでかけの前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やアトラクション、イベント、施設等は、休止・中止または内容が変更になっている場合があります。ご注意ください)

平安神宮ってどんなところ?平安京の正庁を再現した美しいお宮に注目

かつての平安京の雰囲気が漂う境内。中央が国の重要文化財「大極殿」

「平安神宮」は、平安遷都1100年を記念し、第50代桓武天皇をご祭神として1895年(明治28年)に創建。皇紀2600年にあたる1940年(昭和15年)には、市民の懇意によって平安京で過ごした最後の天皇である第121代孝明天皇が祭神に加えられ、現在も広く崇敬を集めている。

社殿は平安京の正庁、朝堂院を8分の5の規模で再現しており、大極殿(だいごくでん・外拝殿)、応天門(おうてんもん・神門)、蒼龍楼(そうりゅうろう)、白虎楼(びゃっころう)、歩廊・龍尾壇(りゅうびだん)などは1895年の創建当時に造営されたもの。その後1940年の孝明天皇鎮座にあたり、本殿、祝詞殿、内拝殿、翼舎、神楽殿(かぐらでん・儀式殿)・額殿(がくでん)・内外歩廊斎館(祭典のため参篭する館)・社務所などが増改築され社殿の大修理も施された。その後、1975年(昭和50年)に主要な建物の屋根葺き替えが行われ、1979年(昭和54年)に現在のような壮麗な社頭が完成。訪れた人は約1200年前の京都の風景を体感できる。

境内は約6万6000平方メートルの広さを誇り、そのうち約3万3000平方メートルが明治時代の代表的な日本庭園として知られる平安神宮神苑。春の紅しだれ桜、初夏の杜若や花菖蒲、秋の紅葉、冬の雪景色と四季折々の景観が楽しめ、春の紅しだれ桜は谷崎潤一郎の小説「細雪」でも取り上げられている。

【見どころ】日本最大級を誇る美しい大鳥居から、大極殿への道のり

朱色の大鳥居の間を道路が通っている

神宮道に建つ大鳥居は、高さが24.4メートルと日本国内でも屈指の大きさを誇る。晴れた日には青空と鮮やかな朱色とのコントラストが美しい。

丹塗りの建物が華麗に映える応天門

大鳥居からまっすぐ進んだ場所に位置し、平安京朝堂院の應天門(おうてんもん)を模した2層の楼門「応天門(おうてんもん)」は、鮮やかな丹塗りが美しく国の重要文化財に指定されている。門の上方には「應天門」と書かれた額が掛けられているが、平安京当時の応天門の扁額を書いた弘法大師(空海)は、額が掲げられてから「應」の字の点をひとつ書き忘れたことに気づき、筆を投げて点を書き加えたと伝えられている。ちなみに、“弘法も筆のあやまり”ということわざは、このエピソードに由来するとされている。

国の重要文化財に指定されている蒼龍楼

「応天門」と並び国の重要文化財に指定されている「蒼龍楼」は、平安神宮大極殿の正面に向かって右に位置する楼閣。太極殿を挟んで建つ「白虎楼」とは左右対称の構造になっており、長い歩廊で繋がっている。「蒼龍楼」「白虎楼」ともに緑色の屋根瓦と朱塗りの外観が鮮やかで美しく、規模は原型と比較して8分の5の大きさに縮小されているが圧倒的なスケール。大鳥居をくぐり、応天門を経て大極殿に至るまでのコースが、歴史的にも貴重な建築物を見ることができ、撮影スポットとしてもおすすめだ。

【イベント】京都三大祭のひとつ!さまざまな時代の服装をした行列が歩く「時代祭」

それぞれの時代の衣装を着た人々が列を成して歩く姿は壮観

毎年10月22日に行われる「時代祭」は平安神宮と秋の京都を代表するイベント。京都の三⼤祭のひとつに数えられるこの時代祭は、平安京の造営された延暦時代から明治維新時代までの各時代の衣装に身を包んだ約2000名の市民による行列が見どころ。使用されている衣裳やヘアスタイル、祭具など、時代による変化を見られる点も魅力で、京都市街を約2キロに渡り行列が練り歩く姿をひと目見ようと毎年多くの見物客が訪れる。

巫女たちによる御神楽で五穀豊穣を祈る

また、3月の春分の日にその年の五穀の豊饒と殖産業の発展を祈願し行われる祭儀「祈年祭」では、巫女による御神楽「豊栄の舞」の奉納や、神楽笛、太鼓、篳篥(ひちりき)を合わせ舞う神聖な光景が見られるので、こちらも機会があればぜひ参詣してほしい。

【おすすめの楽しみ方】広報担当者に聞く!平安神宮で訪れてほしいスポット

「平安神宮の中にある庭園『平安神宮神苑』は、社殿を囲むように東・中・西・南の4つの庭から成る池泉回遊式庭園です。国の名勝に指定されているこの庭園では、四季折々の美しい景色が見られます。しだれ桜、カキツバタや花ショウブ、紅葉、冬景色と、訪れる季節によって風景が変わるのも特徴です」(平安神宮 広報担当者)

【アクセス・所要時間】本殿、平安神宮神苑を巡ると約1時間半。参拝料もチェック

平安神宮には公共交通機関で向かうのがおすすめ。市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」を下⾞するとすぐのところにあり、⼤きな⿃居が⽬印だ。本殿はもちろん、平安神宮神苑などを参拝するなら1時間半は想定して回るとベスト。また、参拝料は無料だが「平安神宮神苑」に入るには⼤⼈600円、⼩⼈(中学⽣以下)300円が必要なため、訪れる際は用意しておこう。

【新型コロナウイルス感染拡大予防対策】

・参拝時の手指の消毒を徹底
・各所に消毒用アルコールを配置
・手水舎は流水で直接清めることが可能
・授与所(お守り・おみくじ)は、大極殿内授与所のみで受付

取材・文=角川アップリンク

<施設情報>
・住所:京都府京都市左京区岡崎西天王町
・アクセス:【電車】JR京都駅から市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車徒歩すぐ。地下鉄東西線東山駅から徒歩10分。京阪鴨東線三条駅または神宮丸太駅から徒歩15分 【車】名神高速道路京都東ICから約20分
・営業時間:6:00~18:00(3月15日~9月30日)、6:00~17:30(10月1日~31日・2月15日~3月14日)、6:00~17:00(11月1日~2月14日)※12月31日6:00~1月1日19:00(終夜)、1月2・3日6:00~18:30、1月4・5日6:00~17:30。神苑は8:30~16:30、授与所は7:30~17:00
・定休日:なし
・駐車場:施設駐車場はなし※市営岡崎公園駐車場(500台)、みやこめっせ 京都市勧業館駐車場(163台)など周辺の有料駐車場利用
・参拝料:無料※平安神宮神苑は大人600円、小人(中学生以下)300円

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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※2021年1月時点の情報です。

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