箱根のポーラ美術館で「モネとマティスーもうひとつの楽園」が開催中!ふたりの巨匠の世界観を堪能

東京ウォーカー(全国版)

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ポーラ創業家2代目の鈴木常司が40数年にわたり収集したコレクションを軸に展示を行っている、神奈川県箱根町のポーラ美術館で「モネとマティスーもうひとつの楽園」が11月3日(祝)まで開催中だ。

クロード・モネ《睡蓮の池》1899年 油彩/カンヴァス 88.6×91.9cm ポーラ美術館蔵


印象派の画家クロード・モネとフォーヴィスムの画家アンリ・マティス。ふたりの巨匠に焦点をあてた初の展覧会。絵画制作の上での理想的な環境という「楽園」を追い求めたモネとマティスは、舞台装置を設えるように、自身の描きたい空間をまずは現実の世界に造りあげたうえで、絵画に描いている。風景と室内を主題としたふたりの画家に共通する作品制作の背景に迫る。

モネ・コレクションで著名なマルモッタン・モネ美術館や、マティスの生まれ故郷であるフランスのル・カトー=カンブレジにあるマティス美術館をはじめとした海外7カ所から14点、国内21カ所から約30点の借用が実現。ポーラ美術館収蔵のモネ作品19点、マティス作品8点とあわせて約80点の名品が集結する。

【写真】アンリ・マティス《リュート》1943年 油彩/カンヴァス 60.0×81.5cm ポーラ美術館蔵


2020年はモネの生誕180周年にあたる記念イヤーということで代表作のひとつである「睡蓮」の連作の展示も行う。モネの終の棲家であるジヴェルニーの敷地に造った庭は、描きたいモチーフを理想的な状態にコントロールできる「楽園」だった。ここで描いた「睡蓮」の連作を、初期作品から晩年のものまで展示する。

芸術の秋は、ふたりの巨匠が紡いだ共通する世界観を堪能できる「モネとマティスーもうひとつの楽園」に足を運んでみよう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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