120年前の世界を垣間見る、東京丸の内の三菱一号館美術館で「1894 Visions ルドン、ロートレック展」が開催

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東京都千代田区丸の内の三菱一号館美術館で「開館10周年記念 1894 Visions ルドン、ロートレック展」が2021年1月17日(日)まで開催中。

「1894 Visions ルドン、ロートレック展」が開催写真は主催者提供


三菱一号館美術館開館10周年の最後を飾る本展覧会は、丸の内初のオフィスビルとして三菱一号館が竣工した年「1894年」を軸に、当館のコレクションの中核をなす画家、オディロン・ルドンとトゥールーズ=ロートレックの時代に焦点を当てる。

1894年はルドンが色彩の作品を初めて発表した年であり、ロートレック、ルドン、ゴーガンが参加した「レスタンプ・オリジナル」の刊行年(1893年-1895年)とも重なる年だ。一方、同時代の日本では、フランスへ留学し、ルドンと同じ師のもとで学んだ山本芳翠が、代表作「浦島図」を制作した時代でもあった。本展では日本の洋画家と欧州の美術史の関係にも着目する。

【写真】オディロン・ルドン《グラン・ブーケ(大きな花束)》1901年 パステル/画布 248.3×162.9センチ三菱一号館美術館蔵、写真は主催者提供


本展は岐阜県美術館との共同企画であり、岐阜県美術館が誇る世界有数のルドン・コレクションから貴重な木炭とパステル画、ゴーギャンの多色刷りの木版画を中心とした作品群、山本芳翠をはじめとする明治洋画の旗手たちの作品を出品。国内外あわせて140点を超える作品で構成する。※11月24日(火)と11月25(水)の休館日を挟んで前後期展示替えあり。

三菱一号館ビルが竣工した120年前に活躍した画家達が描いた世界を垣間見れる「開館10周年記念 1894 Visions ルドン、ロートレック展」に出かけよう。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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