近現代版画の名作を発信、和歌山市の和歌山県立近代美術館で「もうひとつの日本美術史 近現代版画の名作2020」開催

東京ウォーカー(全国版)

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和歌山県和歌山市にある和歌山県立近代美術館で、開館50周年記念「もうひとつの日本美術史 近現代版画の名作2020」が11月23日(祝)まで開催中。

硲 伊之助《南仏の田舎娘》1931頃 和歌山県立近代美術館蔵 写真は主催者提供


彫刻や細工を施した版にインクの転写・透写等によって絵画を制作する「版画」。葛飾北斎に代表される浮世絵は西欧の近代美術を多彩にし、近現代の日本人版画家の活躍は、海外で日本の現代美術が認められるきっかけとなった。しかし、自国の美術の歴史を語る文脈において、版画には十分に光が当てられてこなかった。

【写真】吉田博《帆船 朝》〈瀬戸内海集〉1926 千葉市美術館蔵【後期展示】  写真は主催者提供


本展は、地方都市にあるふたつの県立美術館である福島県立美術館(福島県福島市)と和歌山県立近代美術館が、それぞれの風土と向き合いながら作り上げてきたコレクションを中心に展示を行う。版画という分野を、地方美術館という観点から、近代から現代までをひとつの流れとして見つめ直し、もうひとつの近現代日本美術史を編み直そうとする内容となっている。

「もうひとつの日本美術史 近現代版画の名作2020」は、知られざる近現代の名作版画たちに出合う絶好の機会だ。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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