名だたるデザイナーのポスターが集結、三重県三重郡菰野町のパラミタミュージアムで「華麗なるベル・エポック フランス・モダン・ポスター展」開催

東京ウォーカー(全国版)

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三重県三重郡菰野町にあるパラミタミュージアムで「華麗なるベル・エポック フランス・モダン・ポスター展 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館コレクション」が12月3日(木)から2021年1月31日(日)まで開催する。

モーリス・ドニ《『ラ・デペーシュ』紙》1892年 写真は主催者提供


本展では、京都工芸繊維大学美術工芸資料館が所蔵するポスター・コレクションより、19世紀末から20世紀初頭にかけてのフランスのポスターを選りすぐって展示する。この時期のフランスは、産業の近代化が進みパリを中心とする大都市の人口が増加、町は商品であふれ、人々はモダン・ライフを満喫し、豊かな良き時代という意味で「ベル・エポック」と呼ばれた。

ベル・エポックは広告ポスターのデザインが花開いた時代でもある。近代都市生活を彩るさまざまな物品や人々を楽しませる興行の数々を華々しく紹介する広告が、美しい色彩のポスターとなって街を飾った。19世紀末に始まるデザイン様式「アール・ヌーヴォー」から1920年代に工業時代のデザインとして一世を風靡する「アール・デコ」様式、これら二つのデザイン様式がこの時期のポスター・デザインにも顕著に表れている。

当時のポスターのデザイナーとしては、ジュール・シェレ、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、アルフォンス・ミュシャ、アドルフ・ムーロン・カッサンドルなどデザイン史に残るデザイナーらが名を連ねる。

【写真】ジュール・シェレ《「華麗なるパントマイム」ミュゼ・グレヴァン》1892年 写真は主催者提供


本展では、ベル・エポックのフランス・ポスターの代表作約100点を「近代ポスターの始まり シェレそしてロートレック」「パリのモダン・ライフ」「眼差しの時代」「ベル・エポックの夜」の四章に分けて展示。近代デザインの始まりと絶頂期を示す優れた実例といえるベル・エポックのポスターを一覧できる。

「華麗なるベル・エポック フランス・モダン・ポスター展 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館コレクション」で、近代都市パリの華やかな生活を感じる、ポスター芸術を堪能しよう。

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