霧が町をのみ込む迫力満点の光景!愛媛県大洲市で「肱川あらし」が観測できる季節が到来

東京ウォーカー(全国版)

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愛媛県大洲市を流れる肱川(ひじかわ)で、白い霧を伴った冷気が川沿いを一気に流れる自然現象「肱川あらし」が観測できる季節が到来している。※発生条件は気象条件により異なる。例年は10月から翌年3月頃にかけて、晴天の午前中に観測される。

真っ白な霧が川面を流れ、幻想的な風景を生み出す「肱川あらし」写真は主催者提供


「肱川あらし」は、初冬の朝、肱川上流の大洲盆地で涵養(かんよう)された冷気が霧を伴って肱川沿いを一気に流れ出すという世界的にも珍しい自然現象。大洲盆地と瀬戸内海の気温差が原因の放射冷却による冷え込みと、肱川下流の山脚が河口付近まで川の両岸に迫っている特異な地形により発生するといわれている。

その強風はゴォーゴォーとうねりをたてて、可動橋として知られる長浜大橋を吹き抜ける。大規模な時には、風速は長浜大橋付近において10メートル以上が観測され、霧は沖合い数キロにまで達する。

【写真】肱川あらしを観測できる「肱川あらし展望公園」写真は主催者提供


河口近くの小高い山の上にある「肱川あらし展望公園」は、その絶景を眺めることができるベストスポット。また、朝に見られる肱川あらしだけでなく、肱川河口に架かる長浜大橋や瀬戸内の島々の眺望や、瀬戸内海に沈む夕日も壮観だ。

霧が町をのみ込み、うねりながら海へと扇状に広がる「肱川あらし」の様子は、幻想的で息をのむ美しさ。ちょっと早起きをして、この自然が創り出す絶景を眺めてみよう。

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