「強風に立ち向かうポメラニアン」に仲間が登場!思わず笑えて癒やされる「もっちり動物」
関西ウォーカー
造形作家・もんとみさんが粘土で作る動物の置物「もっちり動物」。「散歩から帰りたくない柴犬」など、ユニーク&キュートな作品に、Twitterでは「かわいい!」「癒やされる!」との多く声が寄せられている。
2020年9月にウォーカープラスで紹介した際も反響が大きかった彼女の作品に、新作が続々と登場中。今回はさらに進化した最新の「もっちり動物」をご紹介!
「もっちり動物」って?あの人気シリーズの新作も!
“クスッと笑えて心がほんわりできる”をコンセプトに作られた「もっちり動物」。そのなかでも、目の付けどころが光った「強風に立ち向かうポメラニアン」は彼女の代表作のひとつ。

作品のこだわりについてもんとみさんは、「散歩中、ポメラニアンの毛がワイルドになびくシーンによく遭遇して。それを置物にしたら、飼い主さんに『あるある!』と共感してもらえるかもと思い作りました。普段は毛を造形しないのですが、限りなくシンプルな情報量で風を表現してみた意欲作です!」と話してくれた。
そんな代表作が、カプセルトイ「ぽめさんぽ」のひとつとして発売された。粘土作品同様、カプセルトイも顔から風を受けてお尻に流れていく毛並みにこだわったという。



また、「散歩から帰りたくない柴犬」は、彼女が作家活動をスタートさせてから初めて反響をもらえた作品で、カプセルトイにもなった。初めて自身が原型制作を担当したということもあり、特に思い入れがあるそう。ほかにも、くちゃっとなった顔がたまらない「紙袋から出られなくなった犬」もカプセルトイとして大人気に。


江戸時代の絵師の作品がかわいすぎる置物に!
鋭い観察眼で動物のリアルな姿を表現するもんとみさん。新たにチャレンジしたのが、江戸時代の絵師・長沢芦雪の「白象黒牛図屏風」に描かれている、白い犬。

作ったきっかけについて「長沢芦雪さんが描く、ころころっとした犬の絵が好きで、いつか置物にしてみたいなと思っていました。また、友人が『もんとみが“芦雪わん”を作ったらどんな造形になるのか見てみたい』と言ってくれたことがきっかけでした」と話す。


ほかにも、ときどきキーボードを叩くお手伝いをしてくれるというポメラニアンの新作「仕事が終わるのを待つポメラニアン」が登場。「エアブラシでふんわりとした塗装をして、グラデーションにこだわりました。『栗まんじゅうみたい』とよく言われるので、いつか和菓子屋さんとコラボしてみたいですね」と、今後の展望も語ってくれた。


ガラス細工のようにきらめく幻想的なハムスターも!
光にかざすとまるでガラス細工のようにきらめく、最新作の「しゃぼん玉ハムスター」にも注目。かわいらしさはそのままに、今までの作風と異なる幻想的な雰囲気の作品だ。


「『もっとたくさんのおやつを集めるにはどうしたらいいか?』と考えた食いしん坊のハムスターが、魔法のしゃぼん玉を吹いて仲間を増やすことにした、という少し不思議なストーリーのある置物です。しゃぼん玉の子たちはクリア素材が特徴。今年5月に発売予定のカプセルトイで、夢だったソフトビニールでの立体化が叶った作品です!」

ピスタチオに紛れる小鳥「ピスタピヨ」など、もんとみさんの得意な擬態シリーズも変わらず人気を誇っている。新作の「マシュマロに擬態する白文鳥」は、お皿に並べたらうっかり口に入れてしまいそうなほどリアルな仕上がりだ。




「動物の置物たちが、慌ただしい日々のなかでふっと心が和むきっかけを作る存在になれたらいいなあと思っています」と、もんとみさんは語る。思わず笑顔になれて、なんだか元気が出る「もっちり動物」。毎日の癒やしとして、おうちに1匹いかが?
取材・文=左近智子(glass)
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