人気コスプレイヤー集結！オタクのパリピ化が進行中!?

“オタクが作るオタクのためのパーティー”をテーマに、アイドルやDJ、ダンサー、アニソン、メイド、コスプレなど、さまざまなサブカルチャー要素を凝縮したクラブイベント「オタクパリピカケイカク」。その第2弾が東京・代官山で開催され、初回を大きく上回る盛り上がりを見せた。同イベントの潜入リポートを、第1回との違いにクローズアップしつつ、コスプレイヤーの写真と併せてお届けしよう。

一般的なクラブイベントと「オタクパリピカケイカク」の最大の違いは、アイドルユニットやDJによるライブステージと並行して、人気コスプレイヤーたちの撮影会“コスプレナイトフィーバー”が実施されるところ。渋谷で開催された第1回では、ド派手なライティングとEDMサウンドに合わせて、コスプレイヤーが次々に登壇。まさに、クラブイベントと撮影会が融合した“オタクのパリピ化”を象徴するプログラムとして、参加者たちを沸かせた。

その一方で、目まぐるしく変わるライティングは撮影会には不向き…との意見もあったようで、第2回では照明の当て方が大幅に変更。EDMサウンドこそ第1回と変わらなかったが、ライティングはどの角度からでもきれいに撮れるよう、写真撮影に適したものに切り替えられた。また、来場者全員が同じ条件で撮影会を楽しめるよう、客席が前列・後列の2グループに区切られていたのも、第2回の大きな特徴のひとつ。レイヤーによるステージパフォーマンスは2周連続で行われ、1周目の終了に合わせて、前列と後列が入れ替わる仕組みになっていた。

こうして実施された“撮りやすさ”に重点を置いた撮影会は、写真撮影が目的の参加者からは概ね好評を博していたが、記者としては、クラブイベントとコスプレ撮影会が切り離されたように感じられ、“オタクのパリピ化”という本来のテーマからは、少し遠のいてしまったような印象を受けた。第1回、第2回の流れを受けて、次回のコスプレナイトフィーバーは、どのような形で実施されるのか？「オタクパリピカケイカク」そのものの展望と併せて、同プログラムの今後の展開にも注目したい。

8人のコスプレイヤーにイベント出演の感想を直撃！

最後に、コスプレナイトフィーバーを盛り上げた8人の人気コスプレイヤーに、イベント出演の率直な感想を聞かせてもらった。

■えなこ　コスプレイヤーの人数も増えて、前回より盛り上がった気がします。カメラマンの方たちの間でも、イベント自体が話題になっていたみたいで、「どんなイベントか気になったので遊びに来たよ」というコメントをたくさんいただきました。次回はさらに多くの方に、遊びに来てもらえると嬉しいです。

■くろねこ　照明だけでなく、ふたりずつ順番に出てくる演出や、客席の前列・後列を入れ替える仕組みなど、カメラマンさんにとって撮りやすい環境を整えてもらえたことが嬉しかったですね。次回は撮影以外にも、“オタクのパリピ化”に繋がるパフォーマンスに挑戦してみたいです。

■火将ロシエル　今回は前回に比べて、撮影のルールや環境がしっかり整えられていたので、2回に分けてもスムーズに進められたのがよかったです。本当は音楽に合わせて、もっと自由に動き回りたかったんですけど、カメラマンさんの迷惑になるので、盛り上がりたい気持ちを必死に抑えてポージングに徹しました。

■山吹りょう　かっこいい音楽を聴きながらコスプレができて、そのうえ撮影もできるなんて、こんなに素敵なイベントは他にないですね。是非、次回も呼んでいただけると嬉しいです！そのときは撮影会だけでなく、ギターを演奏する時間もいただけるとありがたいです(笑)。

■倉坂くるる　このようなクラブで開催されるイベントは初めてだったので、何もかもが新鮮で楽しかったです。いざステージに登壇すると、カメラマンさんの熱気がものすごくて、もう少し露出度高めの衣装でもよかったかな？と思いました。次回も呼んでいただけるなら、水着をアレンジした衣装もアリですね！

■成賀くるみ　出演レイヤーがとにかく豪華な顔ぶれで、お話をいただいたときは「ここに参加してもいいの？」という心境でした。皆さんとごいっしょさせていただけて楽しかったし、本当にいい経験になりました。あと、楽屋がすごくいい匂いだったのも、印象に残っています(笑)。

■諌見友風　最近はあまり、イベントに参加していなかったので、ひさしぶりにコスプレができて楽しかったです。クラブでのコスプレイベントと聞いて、最初はちょっと怖いイメージがあったんですけど、いざステージに登壇したら、一気にテンションが上がって。思いきり楽しませていただきました。

■音梨すず　クラブ自体、いままで一度も来たことがなかったので、実際にステージに登壇するまでは、ものすごく緊張していたんです。けれどもステージに上がった瞬間、会場全体の熱気が一気に伝わってきて。ふだん参加している撮影会とは全然雰囲気が違う、楽しい時間を過ごせました。

「コミックマーケット」や「ニコニコ超会議」といった大型イベントとは、ひと味違うコスプレの魅力が味わえる「オタクパリピカケイカク」。次回以降も開催の情報が届き次第、改めて潜入取材を敢行し、会場の盛り上がりをリポート形式でお届けしたい！【ウォーカープラス編集部/取材・文＝ソムタム田井】

ソムタム田井