ジェフ・バーグランドさん、日米の照明文化を語る

関西ウォーカー

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3月18日、大阪府吹田市のららぽーとエキスポシティ・光の広場でパナソニックが主催する「LED照明 LINK STYLE LED」実感イベントが開催された。これは2月に発売された新しいLEDの照明器具「LINK STYLE LED」が体感できる催し。今回のイベントでは、各界で活躍するジェフ・バーグランドさんをゲストに招き、トークセッションも行われた。

ジェフさんは日本在住48年。江戸時代後期に建てられた京町家に住み、日本人以上に日本文化を愛し、理解している。趣味は尺八、お皿洗い、掃除、ジョギング、家の照明選びだとか。今回はその趣味も生かし、日米の照明文化の違いやこれからの照明などについて、深い見識を述べた。

日米の文化の違いをジェフさんは「日本は受信者責任型文化、アメリカは発信者責任型文化」と分析する。日本人は相手の言外を読み取ることにたけ、自然界と共存するのが特徴だ。一方、アメリカは相手に理解してもらうための責任は発信者にあり、自然界を支配するのが特徴だという。

こうした違いは照明にも見られ、アメリカは間接照明が中心、日本は部屋の真ん中に照明を灯す直接照明が大部分を占める。日本もかつては行灯や灯籠など、間接照明が中心だったが、戦後高度成長期になって、明るい直接照明が中心になったとジェフさんは語る。だが、近年は日本でも間接照明が増え、「照明が生活を豊かにする時代になった」とジェフさん。

パナソニック株式会社コンシューマーマーケティングジャパン本部の高橋眞依子さんは近年の傾向について「LEDが使われるようになって暖色や白色など色を簡単に切り替えられるようになった。食事の時にはお店のように電球色を使う人が増えてきている」と見ている。

もと旅館の京町家に住むジェフさんは行灯などの間接照明を使用しているが、今回LINK STYLE LEDの照明を導入。「(だんらんのあかりや勉強のあかりなど)好きなシーンをスマホでワンタッチで切り替えられるようになった」と楽しげ。LINK STYLE LEDの照明は団らん向けの暖色から、勉強に使える白い照明、ホームシアター向けの照明などをスマホでワンタッチで切り替えることができる。

「自然の明かりが切り替わるように、光を演出することができる。家族で話をしたいときにはだんらんのあかりに切り替えるのもいい。LINK STYLE LEDの照明で、いちばんリンクされるのはそこにいる人たち。明かりによって人間関係も演出される。自分が主役になって、自分が生活空間を演出する時代になった」とジェフさんは、トークを締めくくった。

鳴川和代

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