これ、本当にパンなの⁉「イラストパン」考案者が作る「お花のフルーツサンド」「筋肉くまパン」が話題に

2021年9月9日 08:30更新

東京ウォーカー(全国版)

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パンはパンでも、アッと驚くキュートなパンを作るRanさん(@konel_bread)。Instagramのフォロワーは33万人を超え、切るとイラストが現れる「イラストパン」や「お花のフルーツサンド」にくわえ、「筋肉くまパン」が大人気に。特に「お花のフルーツサンド」が一大ブームとなった今、SNSで見かけたことがある人も多いのではないだろうか。

今回は、イラストパン講座も開いているクリエイターのRanさんに、パンを作ることになったきっかけや活動の裏側を聞いた。

おっとりとした表情にキュンとする、クマの形のイラストパン。Ranさんの代表作


もはやアート!パン作りのきっかけとは?

イラストパンは見た目は普通のパンなのに、切ると中から動物や果物、キャラクターなどのイラストが現れるパンだ。絵画などの芸術品も再現しており、そのリアリティと美しさに「細部まで完成度が高い」「クオリティがすごい」とSNSで人気を集めている。

切るとラテアートが出現。カップももちろんパン!

ホールケーキのイラストパン。中まで忠実に再現されている


Ranさんは、妊娠をきっかけにパン作りを開始。普通のパンからイラストパンを作るようになったのは、「子供に食べることへの興味を持ってほしい」という思いからだそうだ。

「子供が小さい頃に食にあまり関心がなく食も細かったため、『食べ物自体を楽しくしたら、食に興味を持ってもらえるかな?』と思い、イラストパンを作りました」

そんなイラストパンの発想は、意外にも“寿司”から来ているのだという。切るとイラストが現れる「飾り巻き寿司」の存在をテレビを見て知ったRanさんは、「これをパンで作ってみるのはどうだろうか」とイラストパン作りをスタートした。

着想のもとになった巻き寿司をパンで表現。具材もリアル!


4歳のお子さんが描いたハチのイラストをイラストパンにしたものは反響も大きく、Ranさんのお気に入りの作品の1つ。切った時に現れたハチのイラストに、お子さんも飛び跳ねて喜んでいたそうだ。

お子さんが描いたハチのイラストをパンに。Ranさんが大切にしている作品の1つ


「イラストパン」の発想が一大ブームへ!

大ブームを巻き起こした、断面に花が現れる「お花のフルーツサンド」も実はRanさんが考案。イラストパンの発想を用いたもので、「フルーツの断面の美しさを生かし、切って開いた時に何かの形に見えたら素敵だなと思って」とRanさん。

切るとフルーツがお花のように見える「お花のフルーツサンド」。フルーツの断面が活かされた美しい作品。


また、現在も大好評を得ている「筋肉くまパン」は、「ちぎりパン」を見て思いついたという。ある日ちぎりパンを作っていたところ、それが筋肉に見えたそうだ。その結果、ムキムキと隆起した腕の筋肉やシックスパックが見事に表現された「筋肉くまパン」ができあがったと話す。

かわいいクマの顔にリアルな筋肉がついているギャップが強く印象に残るようで、SNSでは日本だけにとどまらず海外からの反応も多く寄せられている。パーティ仕様の大きな「筋肉くまパン」やチョコがけバージョンなど種類もさまざまで、どれもRanさんのお気に入りだ。

「筋肉くまパン」のビフォーアフター。表情にも変化が見られる

かわいいのにリアルな筋肉が付いた「筋肉くまパン」。「キモカワ」と話題に!


「楽しく食べる」を追求し続ける

Ranさんはイラストパンのノウハウを伝える講座も行っている。その講座で作り方を学んだ受講者のパンもSNSで発信しており、その楽しさが伝わってくる。

「イラストパンの作り方を学んでくださった方が、その後にいろんなイラストパンを作って楽しんでいる様子をSNSを通じて拝見したりすると、私もとてもうれしい気持ちになります」

鮭弁当もパンに⁉


さらに最近のRanさんのSNSでは、パンだけではなくお弁当の投稿も。いわゆる「キャラ弁」と呼ばれるそれはイラストパンで見られた繊細さと再現度の高さが生かされており、投稿を楽しみにしている人も多い。

「娘にとってのお弁当の楽しみが『どんなおかずが入っているかな?』ではなく『どんなふうにかわいいのかな?』なので、娘のわくわくにできるだけ応えてあげようと、日々試行錯誤しながら作っています」

お子さんへのお弁当も遊び心がいっぱい。リンゴのテカリも抜かりない!


さらに「イラストパンを使った絵本を作りたい」と語るRanさん。絵本の中の絵をすべてイラストパンで表現し、物語となるようにしたいという。イメージは固まっているようで、今後はそれを形にしていくことが目標だそうだ。

「おいしく食べる」だけではなく、「楽しく食べること」を追求して活動を続けるRanさん。お子さんへの愛が伝わってくる美しい作品から、今後も目が離せない!

取材・文=織田繭

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