株式投資はどうやって始めるの?初心者におすすめの株式投資を解説

2021年10月6日 08:00更新

東京ウォーカー(全国版)

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将来のことを考えて株式投資を始めようとしても、知識や経験が無いとハードルが高く感じられることも。しかし株式投資はいくつかの理由から、投資初心者におすすめの資産運用とも言えます。

そこで今回は、株式投資の始め方について解説します。株式の注文方法や始めるのに必要な書類なども解説するので、ぜひ最後までご覧ください。


株式投資とは?

株式投資とは、取引所に上場している企業の株式を売買する資産運用のことです。企業は事業の資金調達のために株式を発行し、投資家は株式を購入することで企業に出資をして、配当金や議決権などの権利を得ます。

日本の場合は1株単位ではなく、100株・1000株単位で購入します。そのため、株価が100円で最低単位が100株の企業の株式は1万円で保有できます。つまり、株式投資は株式の値段(株価)にもよりますが、投資資金が10万円以下でも参加できる資産運用なのです。


株式投資には信用取引やIPO(新規上場)など様々な種類がありますが、今回は初心者におすすめの「現物取引」について解説しましょう。

株式投資の初心者に現物取引がおすすめの理由

現物取引とは市場の時価で計算した売買代金で取引を行うことで、現物と省略します。自分が現実に持っている資産や株式の範囲で取引することから、現物取引と呼ばれています。

持っている資金の範囲でしか売買が出来ず、持っていない株式を売ることはできません。例えば、投資資金として50万円があったとします。現物取引だと50万円が最悪0円になることはあっても、50万円以上の損失が発生することはありません。

つまり、現物取引なら損失が出たとしても投じた資金の範囲内で納まるので、初心者の方にもおすすめできる株式投資のやり方になります。

株式投資で利益を得られる方法

株式投資で得られる利益の種類は、キャピタルゲインとインカムゲインの2種類になります。利益の種類が異なると取引の方法も異なってくるので、しっかりと覚えましょう。

「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」とは?投資で得られる利益の種類も解説


株式投資のキャピタルゲイン

キャピタルゲインとは、持っている資産を売却したことで得られる売買差益のことです。株式投資の現物取引の場合は、購入時の株価よりも高いときに売却することで得られます。

例えば、ある企業の株価が1000円の時に100株(10万円分)購入したとします。1ヵ月後、株価が1200円に値上がりした時に100株全てを売却すると12万円になるため、差額の2万円がキャピタルゲイン(売買差益)になります。

株価は需給バランスによって変動するため、人気が高まったときに売却するとキャピタルゲインを得やすいです。

株式投資のインカムゲイン

インカムゲインとは、持っている資産の配当金や収入などの継続的に受け取れる収益のことです。株式は決算時までに保有していると、企業が事業で得た利益を配当金という形で受け取る権利があります。

例えば、3月期決算の企業の配当金が1株あたり50円だったとします。この企業の株式を1000株持っていれば、1年間で5万円、10年間で50万円のインカムゲインを得ることができます。

配当金は企業によって金額や回数が異なります。年2回も配当金を出す企業もあれば、配当金を出さない企業もあるので、インカムゲインを考えている方はしっかりと確認をしましょう。

利益を得る方法で株式投資のやり方も変わる

キャピタルゲインとインカムゲインをまとめると、次のようになります。

キャピタルゲイン
・株式を売買した時の「差額」が利益
・利益を得るチャンスとリターンが多くなる
・投資に費やす時間が増える
・株価の変動を確認する回数が多い
・短期投資

インカムゲイン
・保有している株式の「配当金」が利益
・投資に費やす時間が少ない
・株価の変動を放置できる
・利益を得るチャンスとリターンが少なくなる
・長期投資

キャピタルゲインは株式売買を繰り返した時の差額が利益になるため、株式を保有する期間が短くなりやすいです。また、利益を得るチャンスを逃さないためにも、株価をチェックする時間が多くなります。

インカムゲインは株式を保有することで発生する配当金が利益になるため、株式を保有する期間が長くなりやすいです。長期保有のため、株式を放置しておくこともできますが、キャピタルゲインに比べると利益を得るチャンスやリターンが小さくなる傾向にあります。どちらが自分に合っているのか、しっかり検討してみましょう。

株式投資の始め方

株式投資を始めるならまずは証券会社を選び、口座を作ることから始めます。証券会社にはインターネット型と店舗型の2種類があり、次のような違いがあります。

インターネット型
・実店舗を持たない
・手続きがインターネット
・手数料などのコストが抑えられる
・担当者は付かない

店舗型
・実店舗を持つ
・手続きは窓口
・手数料が高い
・担当者のサポートが付く

証券会社で口座を作る際には、次の書類が必要になります。

・マイナンバーカード
・本人確認書類(運転免許証、各種健康保険証など)
・金融機関口座
・印鑑

上記の書類を用意して店舗の窓口、もしくはインターネットで口座開設申込書を作成します。審査を経て問題が無ければ、証券会社に口座が開設されます。

証券会社によって口座への入金方法は異なりますが、口座に入金ができたら証券会社を通じて株式の売買注文を行います。なお、購入した株式は証券会社が預かっているため、別の証券会社から売ることは基本的にできません。

最近はインターネットで注文を出せるようになったので、外出先からでも簡単に行えます。ただし、現物取引は実際にある資金の範囲で売買をするので、口座に入金している以上の金額の取引は行えません。

株式を注文する方法は2種類ある

株式を注文する方法は成行注文と指値注文の2種類で、それぞれにメリットとデメリットがあります。

成行注文
・株式を売買するときに値段を指定しないで注文をすること
・すぐに売買が成立するが、チャートの動きによっては想定以上の価格で購入する恐れがある

指値注文
・株式を売買するときに値段を指定して注文をすること
・売買したい株価を自分で決められるが、利益を得られるチャンスを逃す場合がある

成行注文はすぐに株式を売買したい時、指値注文は自分に有利な株価で売買したい時に役立つ注文方法です。自分のやり方に合った注文方法を選ぶのが望ましいですが、成行注文と指値注文の売買の順番は次のようになる点は注意しましょう。

買い注文の場合
成行買い注文→高い指値注文→安くて早くに出した指値注文→安くて遅く出した指値注文

売り注文の場合
成行売り注文→安い指値注文→高くて早くに出した指値注文→高くて遅く出した指値注文

つまり、状況によっては指値注文だと、順番が回らず売買が成立しない場合があるのです。株式投資を始めたばかりの方は指値注文よりも、成行注文で投資に慣れるところから始めてみましょう。

株式投資は損失が発生する可能性もある

株式投資は利益を得ることもありますが、損失が発生することも忘れないようにしましょう。現物取引の場合、購入した株式がずっと値下がりしていると、値下がり分が損失となってしまいます。


例えば、株価1000円の株式を100株保有している時に株価が500円まで下がると、損失は5万円です。ただし、損失は株式を売却するまでは確定ではありません。購入時よりも株価が下がった状態の損失を「含み損」と呼びます。

株価が下がる理由はいくつか考えられます。

・企業の業績が悪化した
・世界経済が低迷して不景気
・株式市場特有の要因
・株式に関するルールの変更
・自然災害や国家間の争い

株価が下がる理由として最も多いのは、企業の業績が悪化した場合です。企業は年4回、業績を発表するのですが、業績が下がっていると売り注文が増えて株価が下がる傾向にあります。また、日本やアメリカなど、世界経済に大きな影響を与える国が低迷して不景気だと、市場参加者の売り圧力が強まるため、株価が下落しやすいです。

株価は需給バランスによって変動します。そのため、企業の業績や不景気などの理由で株式を売りたいと考える人が多くなるほど、株価は下がってしまいます。基本的に、現物取引は株式を購入するところから始めるため、株価が上がってくれないと利益は発生しません。しかし、現物取引は投じた資金以上の損失が発生しない取引のため、株式投資が初めての方でも傷口を広げずに済みます。

初心者におすすめの株式投資のまとめ

株式投資の現物取引は、取引所に上場している株式を売買する資産運用です。購入する株式にもよりますが少額からでも始められるため、初心者でも始めやすいです。

特に「現物取引」は投じた資金以上の損失が発生しないため、失敗した時のダメージを抑えられます。株式投資を始めるなら、まずは証券会社で口座を作りましょう。

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