“近年最高のボジョレー”ソムリエールおすすめはこの6本!
東京ウォーカー
ボジョレー・ヌーボーついに解禁! 1年を通じて一番ワインが注目を集めるこの時期、デートなどの食事でもボジョレーを飲もうと思っている人も多いハズ。そこで、気取らずにワインを飲むことを勧めているソムリエール・野田宏子さんに、09年ボジョレーについて聞いてみた。
彼女によると、今年のボジョレーはとても“良いデキ”のよう。「10月に2週間ほど、ボジョレー地方の北にあるブルゴーニュの方へ行って、今年のワインを味わってきたのですが、酸味とタンニンと色合いのバランスがとてもいいです。気候はボジョレー地方とほぼ同じですから、今年は当たり年と言われた05年よりもいいと期待できます。また、円高も影響して、今年は全体的に価格も安くなっていると思いますね」とのこと。
そこで気になるのは、今年のおすすめボジョレーだ。農薬や化学肥料を使用しない、流行のヴィオワインのボジョレーから野田さんにおすすめを伺った。
「素直な感じのヌーボー」と言うのは、「ジェローム・ラコンダミン ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー2009」(3800円・税抜/ヴィノラム)。フレッシュ&フルーティでありながら、飲んだ後の余韻が長いのだとか。2本目は「ボージョレ ヴィラージュ プリムール“ラパン”2009」(3800円・税抜/ヴァンクゥール)。100%ヴィオロジックで、樹齢60〜100年超の古木からつくられ、複雑な香りと奥深い味わいが楽しめる。最後は奥深い味わいの「ジョゼフ・シャモナール ボジョレー・ヌーヴォー2009」(4200円・税抜/ヴィノラム)。ブラックチェリーやブルーチェリーの香りが、ミルフィーユの層のように広がるのが魅力だ。
もっと手軽に飲みたい!と言う人には、日本の大手メーカーが販売するワインを3つ。「チャーミングな果実味が、ぱっと口の中に広がる」という、「ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー2009」(オープン価格/サントリー)。そして「赤い果実のニュアンスがかわいい、フルーティな一品」という「ピエール・アンドレ ボジョレ・ヌーヴォー“レ・ロジエール”2009」(オープン価格/サントリー)。3つ目は「ブジャール・エイネ ボジョレ・ヌーヴォ2009」(2594円/アサヒビール)。こちらはイチゴやバナナといったフレッシュなフルーツの果実味がさわやかな味わいだそう。
また、ボジョレー・ヌーボーのおいしい飲み方もレクチャーしてくれた。「通常の赤ワインは15〜18度で飲むのですが、ボジョレーは10〜12度くらいのちょっと冷やし気味の方がよりおいしく飲めます。タンニン分が少ないので、少し冷やした方がいいんですよ」と、野田さん。
値段が高くなくてもおいしいボジョレーはたくさんある。今年は気軽にさまざまなボジョレー・ヌーボーを味わって、その魅力を楽しもう。【詳細は東京ウォーカー11/16発売号に掲載】
この記事の画像一覧(全6枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!
ゴールデンウィーク期間中に開催する全国のイベントを大紹介!エリアや日付、カテゴリ別で探せる!
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介