ご褒美チョコからSDGs商品まで！イトーヨーカドーでバレンタインのトレンドを先取り

1月20日、2022年「イトーヨーカドーのバレンタイン」の商品説明会が開催され、チョコレートジャーナリスト(R)/ショコラコーディネーター(R)の市川歩美氏が出席。チョコレートやバレンタインのトレンドについて語った。

市川氏によると、近年流行の兆しを見せているのが、パッケージなどで環境に配慮したり、生産国の生活環境に配慮したりするような「社会貢献につながるチョコ」、また、「手軽に味わえる海外有名ブランドのチョコ」や「お家時間をハッピーにするチョコ」だ。

そのトレンドを踏まえ、イトーヨーカドーは今年、上述のキーワードを盛り込んだバレンタインチョコレートを、“チョコレートの美術館”「ミュゼ・デュ・ショコラ」をコンセプトにした売り場で展開。

「社会貢献につながるチョコ」では、障がい者アートをパッケージデザインに採用し、福祉施設へ売り上げの一部を還元するSDGs商品「ハートフォーアート」(9アイテム/540～2160円)や、フェアトレードでカカオ生産者を支援する「ガレー」(9アイテム/594～5184円)、FSC認証紙のパッケージ＆オーガニック原料を使用した「ガトー・ド・ボワイヤージュ」(9アイテム/648～2160円)をそろえる。

イトーヨーカ堂グロサリー部銘店・食品ギフト担当マーチャンダイザーの荒幡淳氏は、「『ハートフォーアート』は、チョコの中にゼリーがあり、パッケージだけでなく中身も斬新なんですよ」と説明する。

また、海外ブランド好き・チョコ好きをターゲットに、「手軽に味わえる海外有名ブランドのチョコ」として、同社が先行して販売する「ミッシェル・ブラン・ジャポン」(8アイテム/864～2592円)も見逃せない。荒幡氏は、今回のコラボ販売について「フランスの著名なショコラティエ、ミッシェル・ブラン氏が監修したチョコレートを先行販売させていただくことになりました。イトーヨーカドーのほとんどの店舗で展開しているので見ていただきたいです」とアピール。

市川氏は「海外ブランドは、ちょっと敷居が高いかもという人もいると思いますが、『ミッシェル・ブラン・ジャポン』はお値段もお手頃で、お味も皆さんがおいしいねというものになっている。ちょっとパリ旅行やイタリア旅行の気分を味わえる商品です。いろいろな味わいのチョコがあるので、まずはそのままの完ぺきな完成形を味わってみてください。お茶を使ったものは日本茶に合うと思いますし、イチジクを使ったものはワインにも合いますよ」と、おすすめの食べ方やマリアージュについても語った。

そして、「お家時間をハッピーにするチョコ」では、今年も「HANDMADE KIT」(各1個1620円/6種)が登場しているのでぜひ注目を。荒幡氏は「昨年売り上げ好調だったのでリニューアル商品として取り組みました。シールやラッピングも全て内包したオールインワンのキットで、これさえあれば誰でも作れるというもの。今年のバレンタインデーは月曜なので、お配り需要に応えるため、また、失敗したり自分で食べたりすることも想定し、1箱で30個作れるシリーズになっています」と詳細を説明した。

これらの商品を前に、市川氏は「トレンドを押さえたものがこんなにあるのは嬉しい！」とニッコリ。「オンライン通販も充実していてすごい。(今回取材したイトーヨーカドー アリオ葛西店のバレンタインフェアの売り場は)入り口からこだわっていて、フォトスポットも充実しているし、お子さまとも楽しく買い物ができそうですね」と話していた。

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