おせちもケーキも全部「和紙」!“メガネのおじいちゃん”が作る和紙フェイクフードがSNSで話題に

2022年3月26日 09:00更新

東京ウォーカー(全国版)

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SNSの発達により、ミニチュアフードやイラストなど「リアルすぎる」と言われる作品に注目が集まっている現在。TwitterやInstagramでそういった作品を夢中で見たことがある人も多いのではないだろうか。

そのなかでもひときわ異彩を放っているのが、70歳を過ぎてから和紙フェイクフードに目覚めたという「メガネのおじいちゃん」が作る作品。見る者を立ち止まらせるリアルさで、その作品はすべて、パッと見て紙とは思えないものばかりだ。再現度だけでなく、見るとほっこりするあたたかみも魅力。

今回はそんな和紙フェイクフードを紹介しつつ、メガネのおじいちゃんに作品を作るきっかけや作品に込める思いを聞いた。

洋食弁当


作品数は500点!和紙フェイクフード作りのきっかけとは?

――初めて和紙フェイクフード作品を見た時、「本物なのでは!?」と目を疑いました!この作品を作り始めたのは、どのようなきっかけがあったのでしょうか?また、これまでに何点くらい作成されましたか?

「ちぎり絵用の和紙を姉から譲り受けたのがきっかけです。和紙を眺めていたとき、ふと茶色の和紙がハンバーグ、黄色の和紙が卵焼きのように見えたんです。昔の作品は残ってないのですが、500点は作っていると思います」

包み焼きハンバーグ

和食の朝ごはん


――作品を作る際は、どのような工程で作られるのでしょうか?また、作品作りの際に苦労されることやこだわりなどはありますか?

「だいたい、近所のスーパーでモチーフにしたらおもしろそうなものを買ってきて、まずアイデアを練ります。作るプロセスはダンボールと紙ナプキンでベースを作り、その上に和紙を貼り付けていきます。こだわりは、まず絵の具で色を塗らないこと。和紙の色と質感を生かして作るのが1つと、あとは紙らしさをあえて残すところです。食品サンプルのようなリアルさではなく、見ると“紙”だと分かるようにしています」

厚揚げ

作品に使用している和紙


華やかなおせちに液体もお手のもの!和紙の可能性に感動

――作品はほとんど食べ物がモチーフとなっていますが、なぜ食べ物を選ばれたのでしょうか?

「普段からよく目にするもので、身近でわかりやすいから。完成品を見せたときに、食べ物が1番驚いてもらえますね」

アソートケーキ


――これまで作られた作品のなかで最も難しかったものはどの作品でしょうか?

「最近ではおせちです。1つ1つの食材を作るのが大変で、手間と時間がかかりました。表現に苦労するのは液体ですね。すまし汁は具材を浮かすことで汁があるように見えるトリックにしました」

おせち三段重

お雑煮


――最もお気に入りの作品があれば教えてください。

「最近では鯵の梅煮と焼きガニです」

鯵の梅煮

焼きガニ


――作品をSNSに投稿されておりますが、フォロワーの反響などはいかがでしょうか?

「やっぱり投稿に“いいね”が多いとうれしくなります。コメントも読んでいますが、フォロワーの皆さまがいて、作品を見てくれることが何より励みになります」

レモンティー

梅と広島菜ご飯弁当


――これから作ってみたい食べ物や、挑戦したいモチーフなどはありますか?

「特にないですが、まだ作ったことのないものをマイペースに作っていきたいです」

ホイップクリームパン


――最後に、これからの作品の展望などあれば教えてください。

「フォロワーの皆さまのリクエストが多いのは作品展の開催です。いつか地元以外でも作品展を開催してみたいですね」

名古屋めしの味噌カツ


――ありがとうございました!

取材=福井求
文=山口夏野

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