すべらない転職エージェント・末永雄大が教える！“自己分析のHOW TO”とは？

転職エージェントでYouTuberの末永雄大氏が、ニコニコチャンネルの生放送番組 「すべらない転職エージェント 末永雄大のすべらnight☆ ～明日から使えるキャリアロジック～」 を5月24日に配信。“自己分析のHOW TO”などを分かりやすく解説した。

このチャンネルでは、転職メディア 「すべらない転職」 やキャリアコーチングサービス 「マジキャリ」 を提供するアクシス株式会社代表であり、すべらない転職エージェント・末永氏が、ニコ生ならではのコメント機能やアンケート機能を活用し、視聴者とコミュニケーションをとりながら一緒に生配信番組を作り上げていく。無料パートはYouTubeチャンネル「末永 雄大 / すべらない転職エージェント」でもサイマル配信を実施。後半の有料パートでは、転職・キャリアに関する質問を受け付け、丁寧に回答していった。

そんななか、「自己分析の具体的なやり方を教えてほしい」と視聴者から質問がくると、末永は「4つのトピックを深掘りしていただけたら」と回答。「やりがい(1)と苦痛(2)、強み(3)と弱み(4)、この2セットを深掘りすることをオススメしています」と話した。

自己分析をする意味は2つあるそうで、「1つは内定をもらうため、2つ目は、内定を取って入社したときに活躍してもらうため」と末永。「“定着”を司るところが、やりがい(1)と苦痛(2)の分析になるのですが、この2つを言語化している人というのは意外と少ない。苦痛というのは、前職の不満などがあって転職を希望する人が多いので、結構出てくるんですが、何千人と面談してきたなかで“あるある”だったのが、会社や職種について全否定すること。それは苦痛の分析とは異なるので、もっと要素分解しなければならないんですが、例えば営業が嫌だった方には、何が嫌だったかを聞くと、『商材』だったり、『ノルマのキツさによるプレッシャー』だったり、『パワハラ』だったり。もしくは『お客さんの層が嫌だった』『営業スタイルに工夫の余地が全然ない』など。全部かもしれないけれど、そのなかで1番苦痛だったのはどれですか？と絞り込んでもらうのが重要だと思っています。やりがいについても同じです」と、しっかり解説した。

また、「強み(3)と弱み(4)についても同じ」とのこと。「こういうときに強みを発揮しやすくて、こういうときにうまく発揮できない、活躍できないんだなと。そうすると、定着する要素、活躍する要素が見えてくるし、逆に言うと定着しない要素、活躍しない要素が見えてくる。これを言語化さえすれば、あとはマッチング。強みを発揮しやすい業務フローとか、苦痛を感じにくい業務フローや職種、こういうところに着目できますし、ミスマッチが少なくなります」と回答した。

続けて「(著書の)『キャリアロジック 誰でも年収1000万円を超えるための28のルール』や『成功する転職面接 成否の9割は「準備」の質で決まる』にも詳しく書いてあるので、読んでいただけたらうれしいです」と付け加えていた。

なお、同チャンネルは月額550円で、月1回の生配信を行う予定。チャンネル会員になると、会員限定パートを含む生放送全編を見ることができる。

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→【動画】末永雄大氏のニコニコチャンネルを見る

文＝平井あゆみ