絶技の連続「三茶de大道芸」で17万人が熱狂
東京ウォーカー
10/18・19の2日間、「世田谷アートタウン2008“三茶de大道芸”」が開催された。例年同様、両日合わせ約17万人が、会場となる三軒茶屋駅周辺のイベント広場、商店街に足を運び、目を見張るようなパフォーマンスの数々に歓声をあげていた。
同イベントは「三軒茶屋の街を劇場にしよう」と世田谷文化生活情報センターと地元商店街が一体となり1997年にスタート。ことしで12回目を迎え、国内外の約50組のパフォーマーが登場した。総合プロデューサーを務める橋本隆雄氏は「このイベントはカオス(混沌)です。好きなように行動して、気に入ったショーを見る。誰にも影響されない一日を過ごせます。そこで、新しい三軒茶屋を発見してほしい」と語っていた。
メイン会場のキャロットタワーに登場したフランスの“シルクバロック”は、軽快なトークとジャグリングやサックスの生演奏、巨大な空中ブランコを使用した曲芸を披露。会場に立てられた高さ約8mのポールの上にロープ一本で吊るされたパフォーマーが次々とアクロバテッィクな技を繰り広げると、会場からは落ちやしないかというため息と歓声、盛大な拍手が送られた。また、別会場のサンターワーズ広場では、大人気の“中国雑技芸術団”が登場。大いに沸いたのは、狭いテーブルの上に鉄製の円筒を積み重ねた、大変不安定な上でのアクロバット。その高度なバランス感覚を用いた圧巻の絶技に開いた口もふさがらない状態だった。
広報担当者は「年々パフォーマーや来場者が増え、うれしい限りです。ふだん三軒茶屋を訪れない人も、毎年このイベントを楽しみにしているという話も。今日も皆さんの驚く顔と笑顔が見られてよかったです」。
路上パフォーマンス、フリーマーケット、子供からお年寄りまで、老若男女の笑顔があふれた週末となった。【東京ウォーカー/町田拓郎】
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