人気からあげチェーン「からやま」のルーツになったからあげを食べ比べ!そのおいしさの秘密とは?
東京ウォーカー(全国版)
日本全国に121店舗を展開する人気からあげチェーン「からやま」。その味のルーツは2010年、浅草に1号店を開店した「からあげ縁-YUKARI-」にあると言われている。ニンニクや生姜を使用せず、同店でも限られた人しか伝承されていないという「秘伝の特製漬け込みダレ」による味付けが基本で、「このからあげをご飯と一緒に食べられたら」と、とんかつ専門店「かつや」担当者が感動。「からあげ縁-YUKARI-」と「かつや」とのコラボ店として2014年に第1号店を出したのが、からあげ定食専門店「からやま」だった。
以降、多くの人に支持される大人気チェーン店に発展したが、現在も「からあげ縁-YUKARI-」は「からやま」の兄弟ブランドとして残っており、各地で店舗を展開している。
これは「からあげ縁-YUKARI-」や「からやま」に限らないことだが、多くのからあげ専門店ではいくつものメニューがあり「どれを食べようか」と、つい迷ってしまうことがある。絶大な人気のある「からやま」のルーツ、「からあげ縁-YUKARI-」となればなおさらだ。そこで今回は、期間限定メニューを除く通年メニューの全種を実食レビュー。果たして、それぞれの味はどう違うのか!?

8種のからあげを贅沢にレビュー!その違いとは?
ズラリと並んだ8種類のからあげ。まずは定番の「カリッともも」から食べてみたが、ニンニク・生姜不使用にして、鶏肉のジューシーな旨味を感じる1品だった。もちろんその商品名にある通り、衣のカリッと感も十分。冷めても臭みなく味わえるであろう、非の打ちどころのない優等生的な味だった。


続いて「ジューシーもも丸」。「からあげ縁-YUKARI-」の名物メニューで、鶏肉を丸めて揚げたもの。「カリッともも」よりも肉感が強く、そしてジューシーな味わいがより際立った印象。食べ応え十分で、この味にヤミツキになる人は多いかもしれない。

次は特に気になっている「秘伝ニンニク」。冒頭でも触れた通り、「からあげ緑-YUKARI-」は「ニンニク・生姜不使用」が基本だが、あえてそのセオリーから飛び出したメニューである。しかし実際に食べてみると、やはりニンニク感は控えめで、どことなく上品な味わい。オーソドックスな「カリッともも」よりも、パンチがほしいときにチョイスしたい。

「手羽先」は手羽先を薄めの衣で揚げ、出来る限り手羽先そのものの印象を損なわない工夫がされている。それでいて、うっすらと塩味を感じる衣が手羽先の味を引き立てている印象もあり、繊細な味付けになっていた。

続いて「なんこつ」。一見、フライドポテトのように見えなくもないが、かじってみると鶏なんこつのコリッとした食感と、骨に詰まった旨味を強く感じ、実にうまい。見た目よりあっさりしているところも好印象で、特に暑い時期のビールのおつまみにもってこいのメニューだ。

「皮せん(鳥皮せんべい)」は、唐揚げ群のなかにあって唯一白い衣を身にまとい“せんべい感”を強く感じさせるメニューだが、口にしてみると脂っぽさが控えめで食べやすく、パリパリと何度も食べたくなる印象。こちらもまた、お酒のアテにぴったりだ。

続いて「極ダレ」。定番の「カリッともも」をゴマとニンニクベースの「極ダレ」で和えた1品で、すでにおいしい「カリッともも」の味に、また違うインパクトを与えている。ご飯にももちろん合うが、完成された味なので単品で楽しむのもおすすめ。

「塩極ダレ」は「極ダレ」の塩バージョンだが、デフォルトの「極ダレ」よりもあっさりながら濃厚な味わい。つい何個も食べてしまいそうなヤミツキ感がある。

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