全世界189カ国、約676万人がプラスチックゴミ削減を目指して走った! アディダスのサステナビリティな取り組みとは

東京ウォーカー(全国版)

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「スポーツを通じて私たちには人々の人生を変える力がある」

実に有意義な取り組みであり、相応の結果を残すこともできた「RUN FOR THE OCEANS」だが、アディダスはどのような思いでこの活動を行っているのだろうか。アディダス担当者に話を聞いた。

「アディダスはグローバルなスポーツ企業として、『スポーツを通して、私たちには人々の人生を変える力がある』と信じています。その企業理念のもと、私たちは20年以上に渡ってよりサステナブルな企業となることに継続的に取り組んでおり、持続可能性をプロダクトのレベルとビジネスモデルに統合しています。

サステナビリティはアディダスにおける2025年までの成長戦略の柱のひとつとして位置づけられており、これからも業界におけるリーダーとしての企業規模を活かし、大きな取り組みを行う必要があると考えています。

スポーツの未来とともに、私たち自身、そして地球の未来も大切であることはもちろん、アディダスがグローバル企業としての責任を果たすことは、将来的な成長に必須だと考えているからです。

Parleyとのパートナーシップおよび『RUN FOR THE OCEANS』は、そういったアディダスのサステナビリティに関する取り組みの一環として実施しています」(アディダス・担当者)

アディダスではサステナビリティを「2025年までの成長戦略の柱の一つ」として考えている


「2050年まで」を目標に「クライメートニュートラル(気候中立)」の実現を目指す

聞けば、「RUN FOR THE OCEANS」は今後も継続して実施していくとのことで、2023年も、6月8日の世界海洋デーに向け、2022年の実施と同規模かあるいはそれ以上の参加者数・走行距離を目指すという。アディダスが考えるサステナビリティとは何かを改めて聞いた。

「アディダスは世界中の消費者にとって、馴染みあるグローバルブランドです。だからこそさまざまな問題解決に積極的に関わり、我々の規模とリーチ、プラットフォームを活かして、より多くの人たちの認知向上や行動変容を促すためのアクションを起こす責任と使命があると考えております。『RUN FOR THE OCEANS』もその一環です。

また、アディダスにとってのサステナビリティは、企業責任や企業理念の実践というだけではなく、2025年までの成長戦略の柱のひとつです。つまりサステナビリティはブランドとして市場で競争に勝つための強みとしても重要と考えており、それをバリューチェーン全体と戦略的提案に取り入れています。

アディダスは業界のグローバルリーダーとして、自分たち自身の働き方を再設計し、今までの考え方、創造の仕方、そして消費の仕方を大きく変えていくことを目指しています」(アディダス・担当者)

2050年までの「クライメートニュートラル(気候中立)」実現を目指し、アディダスは今後も走り続ける


こういったサステナビリティに対する想いのもと、さまざまな取り組みを行っているとのことだが、直近での目標・実施にはどのようなものがあるか最後に聞いた。

「私たちの目標は2024年までに、商品に使用するすべてのバージンポリエステルをリサイクル素材に置き換えるだけにとどまらず、2050年までに『クライメートニュートラル(気候中立)』を実現するという大きな目標を掲げています。

その目標のもと、アディダスはParleyとのコラボレーションをはじめとした新たなイノベーションやサービスを通じ、使い捨てから返品・リメイクへと移行し、循環型の商品開発に取り組むことでプラスチックゴミゼロの未来を実現し、より良い世界をする取り組みを今後も続けていきます」(アディダス・担当者)

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