「控えめに言って“感動”…」ミシュラン一つ星レストラン『sio』の鳥羽周作シェフと共同開発!ガスト初のスペシャルコースを食べてみた
東京ウォーカー(全国版)
控えめに言って感動!ファミレスの底力を見た

いよいよメインの「感動ハンバーグ ~トリュフ香るポテトチーズクリームIN~」が目の前に。目玉焼きがのったハンバーグは魅力的。鳥羽シェフのおすすめの食べ方はこの目玉焼きをずらして、ハンバーグの真ん中にナイフを入れること。ハンバーグの柔らかさに感動する間もなく肉汁がブワッとあふれてきて、トリュフの香りが立ち込める。パティは200グラムとボリュームも十分。樋上シェフによれば、「ガストのハンバーグでは最大級の厚み」だという。

使われているのはオーストラリア産牛肉と九州産黒豚の挽き肉。このパティのために厳選した素材だ。牛と豚を7:3で配合し、トリュフ香るポテトチーズクリームを包んでいる。ナイフを入れた瞬間に肉汁と一緒にポテトチーズクリームがとろけ出し、デミグラスソースを絡めて食べるとたまらない。元々、ガストのハンバーグも美味しいが、これはまた違った美味しさ。複雑な味わいと香りはメインディッシュと呼ぶにふさわしい。

このデミグラスソースにももちろんこだわりが詰まっている。今回のコースはご飯かパンが選べるが、「圧倒的にご飯と食べるのがおすすめ」と鳥羽シェフ。ご飯に合うようにデミグラスソースには白味噌やハチミツ、醤油を使っているからだ。しかも、「今回の『感動ハンバーグ』に合うように米も栃木県産コシヒカリに変更しました」と樋上シェフ。デミグラスソースをたっぷり絡めてご飯と一緒に食べるとまさに“感動”ハンバーグ!もちろん、目玉焼きもカットして、これもまた一緒に口に頬張ると、さらに美味しさを体感できる。しっかりご飯が進む味はガストのハンバーグらしい。ただ、この複雑かつバランスの取れたパティとポテトチーズクリーム、ソース、目玉焼きの組み合わせはこれまでにない味わい。

ここまで食べた時点でかなりの満足度。おなかもいっぱいになったが、食後のデザートが運ばれてくる。「グラスショートケーキ」だ。マスカルポーネチーズを使った軽いクリームと台湾カステラにラズベリーソースがマッチ。程よい酸味もあって食後にぴったりだ。グラスに入っているので食べやすい。上に飾られたチュイールもサクサクと軽く、途中で食べても、割り入れてクリームと一緒に食べてもいい。ハンバーグとご飯で満腹になったと思ってもまさに“別腹”でサラッと食べられてしまう。ごちそうさま。

コースというのは全体のバランス。一つひとつの料理が美味しいのはもちろんだが、それを順番に食べていき、食べ終わった時の満足感が醍醐味だ。前菜のサラダ、スープに始まり、メインの「感動ハンバーグ」、デザートと流れるように進んでいく“コース”をガストで味わえるのは新鮮な体験。肩ひじ張らず、鳥羽シェフのモットーである「幸せの分母を増やす」ことになりそうだ。
「感動ハンバーグコース」は2023年1月18日(水)までの限定販売。価格は1869円と、ガストのメニューとしてはなかなかの価格だが、この内容とコースの価格として考えるとかなりお得。「感動ハンバーグ~トリュフ香るポテトチーズクリームIN~」は単品(1319円)でも食べられるが、ここはぜひコースを堪能して欲しい。ガストでコース、そして感動。この冬のとっておきメニューになるはずだ。
※対象期間は予定です。予告なく販売を終了する場合があります。
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
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