東日本大震災から12年、岩手県が「ありがとう!」伝えるポスターと動画を制作

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今回取り上げるのは、岩手県が制作した、東日本大震災からの復興の歩みや復興支援への感謝を発信するポスターと動画。発災からまもなく12年、「いわて・三陸から ありがとう!」をテーマに、復興を進め、岩手を盛り上げる人々の姿を捉えた。県内外の自治体や企業などで開催される「岩手県復興ポスター展」(2023年3月13日まで)や、都営地下鉄の中吊り広告などに掲出される。

岩手・三陸の魅力と復興支援の感謝を伝える

ポスターと動画の舞台となったのは、三陸沿岸の宮古市、大槌町、釜石市、大船渡市。

宮古編。浄土ヶ浜では、かつて遊覧船が運行されていたが、震災で3隻のうち2隻が被災。一度は廃業したが、クラウドファンディングなどにより、2022年7月に新たな遊覧船「宮古うみねこ丸」が運航をスタートした

大槌編。2013年に発足した県立大槌高校の復興研究会は、年3回、町内の180カ所で定点観測を行う。2022年に防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞した

釜石編。根浜レストハウスでマリンスポーツのガイドなどを務める小松野麻実さん。地元を盛り上げる若者の姿を通じて、岩手の新たな魅力を発信する

大船渡編。復興をリードしてきた商業施設「キャッセン大船渡」。震災後に仮設商店街で営業していた店をはじめ、30以上の飲食店や小売店が集う


動画はドラマ形式で、俳優の村上弘明さんが出演。村上さんは陸前高田市出身で、県PR特使「いわて☆はまらいん特使」を務めている。

いわて・三陸の魅力を伝える復興ミニドラマ「宮古・大槌」編

復興ミニドラマ「釜石・大船渡」編


「三陸の魅力と復興の今に触れて」

ポスター・動画について、岩手県庁の担当者に話を聞いた。

ーーキャッチコピーに込めた思いをお聞かせください。
「いわて・三陸から ありがとう!」は、これまでの国内外、県内外からの復興支援に感謝するとともに、現在のありのままの被災地の姿を伝え、たくさんの方に訪れていただきたいという思いを込めて決定しました。

ーー2012年から継続して、ポスターや動画の制作を行っていますね。
主に岩手県外の方に向けて「復興に向かう岩手の人の姿や思いを発信し、震災の風化を防ぐこと」、そして「岩手のイメージアップを行い、たくさんの方に岩手のファンになっていただくこと」を目的に制作を始めました。

ーー読者へメッセージをお願いします。
東日本大震災から今年の3月11日で12年となります。この間、皆様からいただいた多くのご支援に改めて感謝申し上げます。ぜひ岩手にお越しいただき、三陸の魅力と復興の今に触れていただきたいです。

文=伊藤めぐみ

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