大阪・河内長野の森と共生する! 地域のスターバックスと森林組合が店舗で育てた苗を植林へ
東京ウォーカー(全国版)
“たい肥ケーション”で培ってきたつながりはこの先の未来へ
スターバックスと森林組合という異業種の協働は、たい肥作りから始まって約1年半。毎月顔を合わせ、たい肥を混ぜるなど共同作業をしたことは、両社のつながりを深めたという。たい肥作りの疑問点からプロジェクトの方向性、森林が抱える課題まで、多くの事を話し合ってきた。
「たい肥の土を混ぜながら、雑談しながら…というのが良かったんだと思います。“たい肥ケーション”です(笑)」と倉橋さんが言うと、趙さんも「土を触っていると、心の壁がとっばらわれるような不思議なパワーを感じるんです。カジュアルにいろいろなことを質問できる関係性ができました」と同意する。
そして今回の植林はゴールではなく、これから先の未来に向け共に活動を続ける。目標は、コーヒー豆かすと木材チップのたい肥を、地域に循環させること。例えば地域の農家の畑で使ってもらうなど、地域での循環といった未来図を描いている。
「1回のたい肥作りに、店舗で出るコーヒー2.5日分の豆かすを利用しています。いろいろなところで使っていただけるような出口を作っていきたいですし、ほかの店舗にも広げていきたい」(趙さん)
しかしハードルもある。コーヒー豆かすは廃棄物であるため、無断でたい肥を店舗外に持ち出すことができない。現在はたい肥を継続して作りながら、そうしたハードルを乗り越えるための準備中だ。20年後、30年後、そしてもっと先の未来を守るため、活動は地域に大きく根を広げて成長を続けていく。
もうすぐ5月4日(祝)「みどりの日」。みどりの日は、自然に親しむことや感謝することが目的で、豊かな心をはぐくむという意味合いもある祝日だ。まずは私たちの身近にある自然に目を向けてみよう。
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※2025年12月21日12時 時点の情報です
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