クビキリギスは冬眠中に春と間違えて起きて凍死してしまうことがある(第8回)
東京ウォーカー(全国版)

冬の間、多くの昆虫は動き回らずにじっと冬眠しています。でも、寒い冬でもたま〜に暖かい日がありますよね。そんな日、冬が終わって春がやってきたと勘違いして早く起きてしまい、凍え死んでしまうドジな昆虫がいます。
その代表が
クビキリギス
。 クビキリギスは、キリギリスの仲間では珍しく成虫の状態で冬眠します。
藪や朽木の下などで冬の間眠っているのですが、真冬でも気温が高くなってくると冬眠から目覚めて、ノコノコと出てきてしまうことがあります。
しかし、まだ冬なのでエサであるイネ科などの植物や小さな生き物を十分に食べることができず、さらに気温が下がってくると大変です!
寒さに耐えることができず、凍え死んでしまいます。
クビキリギスは都心にも生息していて、真冬に間違えて出てきたクビキリギスがたまに壁などにとまっていることもあるので、見つけたら暖かい場所に移して飼育してあげましょう。
■データ
名前 ◎クビキリギス
体長(成虫) ◎6cmほど
生息地 ◎日本。草むら
活動時期(成虫) ◎4〜10月
特徴 ◎緑色の体で頭は尖っている
採取難易度 ★★
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