セミの寿命は意外と長い(第14回)
東京ウォーカー(全国版)

夏の風物詩・セミの寿命は短く、「数日で死んでしまう」と思っている人は多いのではないでしょうか?ですが、そんなことはありません!
セミは意外と長生きで、日本で最も身近にいるアブラゼミだと、成虫になってから数週間は生き、運よく天敵に見つからず過ごせると1か月ほど生きる
ことがあります。
もともと、セミの仲間は幼虫の期間がとても長く、アブラゼミだと3〜4年、クマゼミは長いと5年ほどです。「昆虫の一生」を卵から幼虫が生まれて育ち、成虫が死ぬまでとすると、セミの寿命はかなり長く、その期間が1年ほどのカブトムシと比べても、何倍にもなります。
とはいえ、セミの一生は本当に過酷です。幼虫時代には土の中でモグラなどに、成虫になってからは鳥などに食べられる危険と隣り合わせで、
卵から成虫になれるのは本当にごくわずか
なのです。夏も冬も一年中、セミたちのサバイバルが繰り広げられています。
■データ
名前 ◎セミ
全長(成虫) ◎(アブラゼミ)5〜6cmほど
生息地 ◎(アブラゼミ)日本、東南アジア各地
活動時期(成虫) ◎(アブラゼミ)6〜9月
特徴 ◎(アブラゼミ)茶色い羽と白黒の体
採取難易度 ★
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