カブトムシは北海道では外来種(第16回)
東京ウォーカー(全国版)

夏の夜、カブトムシが樹液を吸いにやってきているのを見つけました……オスのツノがカッコいいですね!ところで、みなさん、「カブトムシがいる場所」と聞くと、どんなイメージがあるでしょうか?きっと、「カブトムシがいると自然が豊か」など、「カブトムシがいることはいいこと」というイメージがあると思います。でも、日本のとある地域では、カブトムシはズバリ悪者なのです!それは寒〜い寒〜い北海道です!
北海道には、もともとカブトムシは生息していませんでした。でも、1970年代以降、人間がペットとして持ち込んだカブトムシが北海道の自然界に逃げてしまい、数が増えてしまいました。
本来いなかった昆虫が棲みついてしまうことにより、もともと北海道に棲んでいた生き物たちが困ってしまい、自然に悪影響が出る可能性があるのです。このように、外部から来て棲みついてしまった生き物を外来種といいます。カブトムシを悪者にしないためにも、ペットのカブトムシは逃がさずに、大事に飼育しましょう!
■データ
名前 ◎カブトムシ
体長(成虫) ◎オス7cmほど(最大9cm以上)、メス4cmほど
生息地 ◎日本、東アジアなど
活動時期(成虫) ◎6〜8月
特徴 ◎オスは長いツノを持つ
採取難易度 ★★
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