お店デビューは激戦区・神田神保町でVol.1
東京ウォーカー
クラフトビールのいろはを叩き込んだら、さっそくお店デビュー。でも、どこへ行けば、すてきなビールに出逢えるのか。お店選びに迷った時は、神田神保町エリアがおすすめ。

神田神保町といえば、本の街?カレーの街?実は10軒以上ものクラフトビール専門店がひしめく超激戦区になっている。ニーズと共にお店の数も増え、系列店が同じエリア内にオープンする、なんて現象も。オヤジの聖地・新橋の「とりあえずビールで!」という暗黙のルールから、息も絶え絶えに逃れてきた(!?)OLたちが、オシャレな酒場と飲みやすいビールを求めてたどり着いた場所(オアシス)。
ニーズと共に、お店の数も増え、系列店が同じエリア内にオープンする、なんて現象も。女性率の高いこの街なら、アウェー感も皆無。お店に入ったら、まずはメニューをチラリ。うーん、さっぱりわからない。そんな時は「とりあえず飲みやすいビールで!」。
CLAFT BEER MARKET 淡路町店

コンクリートの壁とウッディなインテリアで構成されたインダストリアルな空間。そんな無骨な印象とは対照的に、初心者や女性にも親しんでもらえるよう、飲みやすいフルーツビールや、軽めでフルーティーなIPAなど、約30種をセレクトしている。グラス1杯480円、パイントでも780円という採算度外視の価格設定もうれしい。

柑橘系の香りの常陸野ネストビール ネストラガー alc 5.0%(480円)。甘味も苦味もバランスよく感じられる濃いめのラガービール。クセがなく、すっきりとした口当たり。

ラズベリーウィートエール alc 4.0%(480円)は、スコットランドのブルワリーとコラボした同店のオリジナルビール。ラズベリーが効いた酸味のある味わい。

トマトソース、ラム、ガーリック、ペコリーノ、ハーブをトッピングし、職人が石窯でこんがりと丁寧に焼き上げた本格ピッツァのラムケバブ(L1800円)。
YONA YONA BEER WORKS 神田店

日本のクラフトビールシーンを牽引してきたブルワリー「ヤッホーブルーイング」の公式バル。よなよなエールや水曜日のネコ、東京ブラックなどの人気銘柄11種と、期間限定銘柄3種が樽生で飲める。どれも日本人の嗜好にぴったりと寄り添う、口当たりのよいものばかり。スパイスの効いたローストチキンや20種にも及ぶオリジナルソーセージなどをお供に自国のビールで舌慣らしを。

艶やかな琥珀色に柑橘系の華やかな香りのよなよなエール alc 5.5%(レギュラー680円)。ほんのりと主張する甘味と苦味。喉越しが非常になめらかで飲みやすい。

オレンジピールとコリアンダーのさわやかな香りが広がる、水曜日のネコ alc 5.0%(レギュラー730円)。苦味はほとんどなく、青リンゴのような甘味が特徴だ。

福島の「伊達鶏」を特製スパイスでマリネしたローストチキン(HALF1800円)。カリカリの皮と、プリプリの肉、ジュワ~っと染み出る肉汁にビールがすすむ一品だ。
Brasserie St.Bernardus(ブラッスリー セント・ベルナルデュス)

秋口まで通り沿いの窓を開放し、夜風を浴びながらビールを楽しめる。同店ではベルギービールを中心に常時50種用意しており、多くは現地のブルワリーから直接仕入れたもの。そのため、他店ではありえないロープライスで楽しめるのが最大の魅力。料理は魚介中心の構成で、産地直送で仕入れた珍しい魚をスタッフが各テーブルをまわってプレゼンし、食べ方を提案するという珍しいスタイル。

セント ベルナルデュス アブト alc 10.5%(790円)は洋ナシのようなフルーティな香り。微かな甘味とビターチョコレートのような苦味、最後にスパイシーな余韻が残る。

青リンゴのさわやかな香りのアラビア alc 8.0%(790円)。クセがなく、甘味のある飲みやすい一杯。軽い苦味を含んだ、心地よい戻り香がある。

東京ではなかなか手に入らない珍しい魚をシンプルな味付けで仕上げた産地直送 旬の魚のアクアパッツァ(1400円~)。ワインのように芳醇な香りを持つクラフトビールと相性抜群だ。【東京ウォーカー】
編集部
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