熱中症対策に関するアンケート調査、外出が増えそうな今夏は日傘や帽子が人気!?

東京ウォーカー(全国版)

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株式会社mitorizは、消費者購買行動データサービス「Point of Buy(R)(以下、POB)」の会員3007人に「熱中症対策に関するアンケート」を実施した。

2023年5月の時点で全国的に気温30度以上の真夏日を観測するなど、今年の夏も全国的に厳しい暑さが見込まれる。総務省によると2022年の熱中症による救急搬送人員は7万人を超え、調査開始以降3番目に多かったという。今夏は旅行やレジャーなど屋外で過ごす人がさらに増えると予想されるなか、熱中症に対する考え方や対策について調査し、関連商品の購買動向をレシートで分析した。

<調査サマリー>
・回答者の45%が過去に「熱中症」または「熱中症に似た症状」の経験あり。
・急に気温が高くなる5月頃から、4人に1人が熱中症対策をしている。
・熱中症対策は「水分をこまめにとる」が8割を超え、上位には体調を整える系の項目が並ぶ。
・熱中症対策で購入を検討しているもので「日傘」や「帽子」が上位に。
・【レシート分析】「キャンディ・キャラメル」購買順位→夏は「塩分タブレット」、冬は「のど飴」。
・【レシート分析】「塩分タブレット」併売分析→熱中症対策にスポーツドリンクと一緒に買われている。

回答者の45%が過去に「熱中症」または「熱中症に似た症状」になった経験あり

最初に「過去に熱中症になった経験があるか」を質問。熱中症の経験があると回答した人は、「複数回ある(8.7%)」「1回だけある(8.6%)」と合わせて17.3%という結果となった。また、熱中症かはわからないが似た症状の経験がある人は27.5%となり、似た症状も含めると44.9%の人が「経験がある」と回答した。

全体の45%が「熱中症になったことがある」と回答


急に気温が高くなる5月から4人に1人は熱中症対策を開始している!7月・8月がピークで約8割が対策

「熱中症対策を行う時期」を尋ねたところ、5月(25.8%)はエリア別で北海道・東北エリアのみが14.0%だったが、ほかのエリアはすべて20%以上、なかには30%を超えているエリアもあり、急に気温が高くなる5月頃から4人に1人が熱中症対策をしていることがわかった。

ピークとなる7月、8月については約8割の人が熱中症対策をしており、1年を通して見ると、西日本エリアの方が対策を始める時期が早く、10月頃の数値も東日本よりも高めの傾向があった。

【写真】「熱中症の対策を行う時期はいつか」という質問に対する回答


最も意識されている熱中症対策は「水分をこまめにとる」が8割を超え、体調を整える項目が軒並み上位に

「熱中症対策を意識しているか」を尋ねると、9割を超える人は何かしら対策を意識して行っていることがわかった。意識されている熱中症対策は「水分をこまめにとる(86.5%)」が最も多く、次に「エアコンを使用(51.9%)」と続いた。「エアコンを使用」を除くと、「のどが渇く前に水分をとる(41.3%)」や「塩分をほどよく取る(38.2%)」など、上位5項目のうち4項目が水分や塩分の摂取となっており、体調を整える項目がより意識されている傾向がある。

「熱中症の対策は意識して行っているか」という質問に対しる回答


屋外レジャー増加を見越してか、熱中症予防に新たに購入を検討したいもので「帽子」や「日傘」が増加

「熱中症予防として購入・利用している商品」について、「従来、購入・利用しているもの」と「今年、購入を検討しているもの」を尋ねたところ、どちらも「スポーツドリンク」が最も高い結果となった。一方で、「今年、購入を検討しているもの」では「帽子(38.0%)」「日傘(36.9%)」「飴・タブレット(35.5%)」が「スポーツドリンク」に続くという結果となった。

それぞれの差異を見ると、飲料や飴類を抑え、「日傘(+26.5%)」「帽子(+25.9%)」「扇子やうちわ(+23.4%)」などの日差し避けや涼をとるためのアイテムの上昇率が特に高い傾向があった。回答者のコメントからも新型コロナウイルスの規制が緩和され、屋外で過ごす時間が増えることを意識した熱中症対策を検討している様子がうかがえる。

「熱中症予防として購入・利用しているもの」に対する回答


■回答者コメント
・「コロナも落ち着き、外出機会が増えそうな予感がするので、携帯の扇風機を買って備えておきたい(30代女性)」
・「外出する機会が増えるので、UVケアをまめにしようと思う(40代女性)」
・「良いと聞くので、首元を冷やすグッズを購入したい(40代男性)」
・「外出頻度が増えたので、気温にあった帽子や日傘を検討しています(50代女性)」
・「外出機会が増えると思うので、機能性の高い日傘を使いたい(50代女性)」
・「衣料品は買い替えと買い増しで日傘は昨年買いそびれたので今年こそは購入しようと考えている(60代男性)」

レシート分析:購買順位/併売カテゴリ

熱中症対策のピークとなる2022年7〜8月と、風邪やインフルエンザの流行時期となる2022年12月〜2023年1月における食品スーパー・総合スーパーで購入された「キャンディ・キャラメル」カテゴリのレシートを分析した。

【レシート分析】「キャンディ・キャラメル」カテゴリ購買順位


購買順位を見てみると、2022年7〜8月は熱中症対策商品として効果を発揮する「カバヤ食品 塩分チャージタブレッツ」が1位となり、2位以降は果実やヨーグルト味の商品が上位を占めている。一方、2022年12月〜2023年1月は、1位「龍角散 龍角散ののどすっきり飴」、5位「ノーベル製菓 VC3000のど飴」といったのど飴が上位に入っており、季節や時期による売れ筋商品の変化が見られる。

【レシート分析】「カバヤ食品 塩分チャージタブレッツ」併売分析


さらに、2022年7〜8月に「カバヤ食品 塩分チャージタブレッツ」はどのような商品と一緒に購入されているか、「併売カテゴリ」を分析。その結果、「スポーツドリンク(4.9)」のリフト値が2番目に高く、レシートによる分析からも熱中症の対策用に一緒に購入されているケースが多いと考えられる。

このようなレシートから消費者の購買行動を分析したデータをもとに、例えばリフト値の高い商品同士で関連陳列し売れやすくするなど、データを売り場づくりに生かすことも可能だ。

<図表用語補足>
※「リフト値」とは、併売率からレシート出現率を割った数値のこと。
※一般的に「リフト値が1以上ある場合」は併売傾向があり、「リフト値が2以上ある場合」は、諸説あるが関連性が高いといわれている。

■アンケート調査概要
調査期間:2023年5月16日~5月18日
調査対象:mitorizの消費者購買行動データサービス「Point of Buy(R)」の登録会員(POB会員)
※POB会員の平均年齢は48.6歳
調査方法:インターネットによる自社調査(有効回答数:3007件)

今回の調査について担当者に話を聞いてみた。

「(今回の調査の狙いは?)コロナ禍も落ち着きをみせ、数年ぶりに大きなお祭りが復活するなど、今年の夏は、屋外でレジャーを楽しむ機会が増えそうな中で、消費者が熱中症に対してどのように考え、対策しているのかを調査しました」

「(今回の調査のイチオシは?)外出機会が増えそうという前提で、日傘や帽子といった暑さ対策グッズの購入を考えている人が多いのが印象的でした。対策商品としてレシートデータから夏場の塩分タブレットの売上の高さと、スポーツドリンクを合わせ買いされている状況が分かりました」

「(ユーザーへのメッセージは?)mitorizでは消費者へのアンケートやレシートデータ分析により、消費者の意識や行動のリアルに迫る調査を今後も行ってまいります」

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