見た目はスイーツ! 紋別名物「すり身」を使った上質かまぼこがうますぎる
北海道ウォーカー
北海道・紋別の隠れた名物「すり身」。これはスケトウダラなどの白身の魚をていねいにすりツブしたかまぼこの原料のこと。オホーツクの豊かな海で育った魚を使ったかまぼこを手軽に食べられるのがここ「出塚水産」です。

お店は紋別港の真ん前。紋別バスターミナルからは徒歩で約5分。港の方向へまっすぐ下りてきたところにあります。

店内に入ると、お土産にぴったりのカマボコや、海産物加工品などたくさんの商品が棚に並んでいます。その中でも目を引くのがこのショーケース・・・

これは、揚げかまぼこの揚げる前の「ネタ」。ここでは好きなネタを選んでその場で揚げてもらい、揚げたてを食べることができるんです

まずはこちらの揚げたてかまぼこ「カニマヨボール」270円。かまぼこのなかに紋別産のズワイガニのむき身とマヨネーズをあえたあんがたっぷり入った人気商品。かにの旨味とマヨネーズの酸味と甘味が一つになってとてもうまい!

こちらも揚げたてかまぼこの「ほたほた揚げ」378円。青のりとバターの風味を生かしたホタテ貝型のかまぼこに、ホタテの貝柱ステーキが融合。特に下半分は貝柱の集合体になっているステーキなため、特に旨味が濃厚です。ガブリとほおばると口の中がホタテでいっぱいになった感覚で超幸せなかまぼこ。

「珍味ほたて」486円は、店頭販売の蒸したかまぼこ。しっとりとした口当たりのかまぼこのなかにはホタテの貝柱が一個まるごと入っています。ホタテ貝柱の旨味が、上品なかまぼこの味わいでさらに増幅されるという一品です。

「ベーコン&チーズ」486円も店頭販売品。白身魚のすり身とチーズを練り合わせ、ベーコンを巻き付けた洋風かまぼこ。すっきり味のかまぼこにはベーコンとチーズのコクに加えてブラックペッパーの刺激もよく効いていて、ワインやウイスキーにもよく合いそう。

2Fにはイートインも用意されています。もちろん無料で買った商品を食べるのも自由です。また、お茶やコーヒーがセルフで無料なのもいいですね。ドライブ途中でちょっと休憩するのにも重宝しそう。

イートインスペースの隣には、かまぼこの製造過程を見ることができる見学コースも用意されています。

魚肉を石臼ですりつぶしたり、揚げたり、蒸したりする様子を中二階の通路から見下ろすことができます。コース内には紋別の流氷についてなどのミニパネル解説なども見ることができます。
さて、いかがでした。「紋別のかまぼこの聖地」とも言えるスポット。揚げたてかまぼこは3000円以上の購入で、5~6時間は温かいまま持ち帰れる発砲スチロールケースも用意してもらえますよ。
出塚水産 ■住所:紋別市港町5-3-23 ■電話:0158・23・2012 ■時間:8:30~18:30、日曜、祝日と1~3月は18:00 ■休み:なし ■席数:イートイン20席(禁煙)
【北海道ウォーカー編集部】
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