“漆黒の田んぼ”で作られる“純白の甘酒”。「お米の魅力を見直して」米の消費量低迷を背景に開発

東京ウォーカー(全国版)

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日本人の米離れが進んでいる。米の生産、販売などを手がける株式会社アグレスト(山形県酒田市)は、「お米の魅力を再度見直してほしい」と、農薬や化学肥料を一切使用しない米から作った「氷河米 甘酒」を、公式オンラインショップ「与五郎ライスサポート」などで発売した。

「氷河米 甘酒」


“漆黒の田んぼ”で作る米を使用

「氷河米 甘酒」は砂糖を使っていないので、米本来の甘さを味わうことができ、毎日でも飲みやすいスッキリとした味わいが特徴という。主原料となる米は、自社ブランド「氷河米プレミアム」シリーズの品種「ミルキークイーン」を使用。雑草の生長を抑えるために、自然分解する真っ黒な紙(紙マルチ)を敷いた“漆黒の田んぼ”で、農薬や化学肥料を一切使わずに育てている。

【画像】“漆黒の田んぼ”の正体。紙を敷いて、雑草の生長を抑える「紙マルチ栽培」


同社が甘酒を販売した背景には、米の消費量の低迷がある。米のひとりあたりの年間消費量は、1962年度の118kgをピークに減少に転じ、2020年度は50.8kgとピーク時の半分以下になった。同社の担当者は「食生活の多様化が我々生産者にも影響を及ぼしており、お米が売れないといった状況が続いている。そこでお米をごはんとしてではなく、新たな切り口から味わってもらおうというはたらきが社内で活発になり、甘酒の販売に踏み切った。健康にいい食品は、健康にいい原料から作られているということを訴求したい」と話す。

1日で飲みきれる内容量で日常的に飲みやすく

日常的に飲みやすいよう、1日で消費できる500ミリリットルと300ミリリットルの2サイズを展開。500ミリリットル瓶12本セットで7700円、300ミリリットル瓶20本セットで9500円。米で健康を保ちたい40代以上の男女をターゲットにしている。

担当者は「若い世代では一度も甘酒を飲んだことがない人もいるのではないでしょうか。漆黒の田んぼから純白の甘酒が作られる。そんな特殊な栽培方法で作られた甘酒です。1日で飲みきれるサイズ、そして口当たりのいいさっぱりとした味わいが特徴です」と話し、「まず、いっかい飲んでみれ!!」と呼びかけた。

2023年9月30日(土)まで、「氷河米 甘酒」の送料無料キャンペーンを開催中だ。さまざまな栄養素が含まれていることから「飲む点滴」とも言われる甘酒。正月に飲む機会が多く冬のイメージが強いが、実は夏の季語。夏バテや熱中症の予防にもいいとされている。甘酒で猛暑を乗り切ってみては。

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